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光回線は何月に契約するのが一番お得?3月・4月・引っ越しシーズンを比較

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最終更新日:2026年9月9日

光回線は3月や4月に申し込むと、新生活向けのキャンペーンで安くなるのでしょうか。それとも、工事が混む時期を避けたほうがよいのでしょうか。

4月から新居で使うなら、1月後半~2月上旬に申し込むのがおすすめです。引っ越しの予定がなく時期を選べるなら、5~6月または10~11月が候補になります。「3月が最もお得」とは限りません。

3月は期間限定特典が出ることもありますが、工事申込みも集中します。数千円分の特典を待ったために開通が遅れ、旧回線との二重払い、モバイル回線の追加購入、土日工事の割増料金が発生すれば、かえって総額が高くなる可能性があります。

この記事では、総務省の2025年「住民基本台帳人口移動報告」をもとに2~5月の混雑度を比較し、申込月だけでは見えない「開通までの待ち時間」を費用に置き換えて考えます。キャンペーンは2026年9月9日に確認した公式情報を例にしています。特典内容や工事枠は変わるため、申込み直前に必ず公式サイトと提供条件書を確認してください。

この記事の要点

  • 4月入居なら、3月のキャンペーンを待たず1月後半~2月上旬に申し込む
  • 2025年3月の市区町村間移動者数は2月の約2.54倍だった
  • 3月と4月だけで、年間の市区町村間移動者数の約30.6%を占めた
  • 引っ越しがなければ、工事日を選びやすい5~6月や10~11月を狙う
  • 比較するのは特典額ではなく、開通遅延と受取条件を含む実質総額

光回線を契約する一番お得な月は利用状況で変わる

最もお得な月は人によって異なり、引っ越し日、開通工事の有無、現在の回線の更新月によって変わります。

利用状況おすすめの申込時期理由
3月下旬~4月上旬に引っ越す1月後半~2月上旬春の工事集中より前に住所確認と工事日調整を進めるため
4月下旬~5月に引っ越す2月中~3月上旬3月末の申込み集中に巻き込まれる前に予約するため
引っ越しがなく、時期を選べる5~6月または10~11月春の繁忙期や年末年始を避けやすく、工事日を選びやすいため
光コラボから別の光コラボへ乗り換える現在の契約の更新月・特典終了月原則として大がかりな新設工事が不要で、解約費用を抑えやすいため
戸建てで10ギガ回線を新設する利用開始希望日の2~3カ月前設備調査や屋外工事、管理者との調整に時間がかかる場合があるため

「契約する月」と「実際に利用を始める月」は、同じとは限りません。4月1日から使いたい人の最適な申込月は、4月ではなく1月または2月になることがあります。

3月・4月・引っ越しシーズンを比較

3月は特典を探しやすい反面、工事が遅れるリスクが高い時期です。4月も、申込みのピークを過ぎたからといって工事待ちが解消しているとは限りません。

時期キャンペーン工事予約向いている人注意点
1~2月新生活向け施策が始まる場合がある3月より先の日程を押さえやすい3月末~4月入居の人住所や入居日が未確定だと正式な工事調整を進めにくい
3月春限定特典や増額特典が出る場合がある混みやすい無派遣工事や事業者変更で済む人特典を待つほど開通が遅れる可能性がある
4月3月末終了または内容変更の可能性がある3月までに申し込んだ人の工事待ちが残りやすい入居日からネットを使えなくても困らない人4月に申し込んで4月中に開通するとは限らない
5~6月春限定特典は減る可能性がある春より日程を選びやすいと考えられる時期を自由に選べる人必ず春より安いわけではない
10~11月通常特典が中心春と年末年始を避けやすい急がず乗り換えられる人現在の回線の更新月と合うか確認が必要

キャンペーンの内容は年によって変わります。実際、ドコモは過去に公式Web限定の新規申込み向けdポイント増額キャンペーンを2024年12月25日から2025年3月31日まで実施しました。一方、現在の工事費支援には春限定ではないものもあります。たとえば、ドコモ光の新規工事料実質0円特典は2025年4月1日から、SoftBank 光の新しい工事費割引は2026年6月1日から始まっています。

春に増額施策が出ることはあっても、「3月まで待てば必ず年間最大の特典になる」とは限りません。

人口移動データでは3月の混雑が突出している

総務省の2025年データでは、3月の市区町村間移動者数は90万5,179人で、2月の35万7,056人の約2.54倍でした。

市区町村間移動者数1日当たりの概算2月を1とした倍率
2月357,056人約12,752人1.00倍
3月905,179人約29,199人約2.54倍
4月683,859人約22,795人約1.92倍
5月382,823人約12,349人約1.07倍

出典:総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」2025年2月~5月結果。1日当たりは各月の日数で単純に割った独自計算です。人口移動者数は光回線工事の申込件数そのものではありませんが、引っ越しに伴う新設・移転手続きがどの時期に集中しやすいかを考える材料にはなります。

さらに、2025年の市区町村間移動者数は年間519万548人でした。このうち3月と4月の合計は158万9,038人で、年間の約30.6%です。2カ月は1年の約16.7%にすぎないため、3月と4月に人口移動が集中していたことが分かります。

NTT西日本も、引っ越しシーズンに当たる2~4月は回線工事の依頼が集中し、開通まで2カ月以上かかる場合があると案内しています。工事件数そのものを示す全国月別統計ではありませんが、人口移動が集中する時期と事業者の案内は一致しています。

3月より4月に申し込めば空いているとは限らない

4月は当月の申込みだけでなく、2月や3月に受け付けた未完了工事の影響も受けます。月が替わったからといって、工事枠が急に空くとは限りません。

2025年4月の市区町村間移動者数も68万3,859人あり、5月の約1.79倍でした。4月入居後に申し込むより、住所が決まった時点で、早めにエリア確認と工事日の調整を始めたほうが安心です。

「申込月・開通月・特典月」の3つを分けて考える

光回線がお得かどうかは申込月だけでは決まりません。申込日、開通日、特典の判定・受取日という3つの時期を分けて考える必要があります。

時計主に決まるもの確認する項目
申込日キャンペーンへのエントリー資格申込期間、窓口、クーポン、申込区分
開通日・課金開始日月額料金、工事費割引、期限内開通の判定開通期限、初月料金、工事費の請求開始
特典判定日・受取日キャッシュバックやポイントの受け取り継続条件、申請月、案内メール、口座登録期限

SoftBank 光の2026年6月開始の工事費割引は、キャンペーン期間中に申し込み、申込日から180日以内に課金開始することなどを条件にしています。ドコモ光の新規工事料実質0円特典も、申込月を含む7カ月以内の利用開始が条件です。

2月に申し込み、4月に開通しても特典の対象になるケースがあります。3月限定の表示だけを見て申込みを遅らせるのではなく、「申込期限」と「開通期限」は分けて確認してください。

キャッシュバックは申込月ではなく開通月から数えることがある

「翌月受取」と書かれていても、申込日の翌月ではなく、開通月の翌月を指す場合があります。

工事待ちが2カ月延びれば、キャッシュバックの入金もその分だけ後ろへずれる可能性があります。受取時期や申請方法は、光回線キャッシュバックの受取時期比較で詳しく比較しています。

春キャンペーンより開通遅延のほうが高くつく場合がある

キャンペーンの増額分だけを見るのではなく、「開通が遅れたときに追加でかかる費用」まで差し引いて比較する必要があります。

申込み時期の実質損益は、次の式で考えられます。

申込み時期の実質メリット = 追加特典 - 旧回線との二重払い - つなぎ回線費 - 工事割増金 - 通信できないことによる損失

独自計算:5,000円増額を待って開通が1カ月遅れた場合

5,000円の春限定増額を待っても、旧回線と新居用の代替回線に合計1万円かかれば、差し引き5,000円の損です。

項目仮定額
3月まで待って増えた特典+5,000円
旧回線を1カ月延長-5,500円
つなぎ用モバイル回線を1カ月利用-4,500円
差し引き-5,000円

これは一例であり、実際の料金は契約によって異なります。ただし、比較するときは、広告に出ている還元額だけでなく、開通までに発生する追加費用も含めて考えてください。在宅勤務や配信で固定回線が必要なら、通信できない期間の影響は金額以上に大きくなります。

土日しか工事に立ち会えない場合は追加料金も確認する

繁忙期に平日の希望枠を取れず土日休日工事を選ぶと、3,300円の割増金がかかる回線があります。

NTT東日本のフレッツ光、ドコモ光、SoftBank 光では、土日休日の派遣工事に3,300円の追加料金が案内されています。工事費実質無料キャンペーンがあっても、土日休日の割増金やオプション工事費は対象外になる場合があります。

3月限定特典が3,000円増えても、工事日の都合で3,300円追加されれば、それだけで増額分を上回ります。平日に立ち会える候補日を複数出せるかどうかも、申込時期と同じくらい大切です。

3月に契約するメリット・デメリット

3月は期間限定キャンペーンを狙える反面、4月から確実に使いたい人が申し込みを始めるには遅い場合があります。

3月に契約するメリット

春限定のポイント増額や月額割引が実施されていれば、通常期より還元が大きくなる可能性があります。

  • 新生活向けの期間限定施策が見つかる場合がある
  • 家電やスマートフォンとの同時契約特典を比較しやすい
  • 無派遣工事や事業者変更なら、工事混雑の影響を小さくできる

3月に契約するデメリット

派遣工事が必要な戸建てや10ギガ回線では、希望日に開通できないリスクが大きくなります。

  • 工事日が4月後半や5月以降になる可能性がある
  • 土日や時間指定の枠しか合わず、追加料金が発生する場合がある
  • 開通が遅れると、キャッシュバックの受取時期も後ろへずれる
  • 旧回線を先に解約すると、インターネットを使えない空白期間が生まれる

4月に契約するメリット・デメリット

4月は新居の設備を確認してから申し込める反面、入居直後から光回線を使いたい人には遅い場合があります。

4月に契約するメリット

新居の光コンセント、配線方式、無料インターネットの有無を現地で確認してから、不要な工事を避けられます。

  • 建物に導入済みの回線と配線方式を確認できる
  • 3月末で終了した特典と4月開始の新特典を比較できる
  • 入居後に管理会社へ工事方法を具体的に相談できる

4月に契約するデメリット

4月に申し込んでも、春の工事待ちが解消していなければ利用開始は5月以降になる可能性があります。

  • 入居日から数週間以上、固定回線を使えない可能性がある
  • テザリングやホームルーターなどの代替費用が必要になる
  • 春限定キャンペーンが3月31日で終わっている場合がある

引っ越しをしないなら5~6月が狙い目

利用開始日を自由に選べるなら、春の人口移動が落ち着く5~6月に、通常キャンペーンと工事日の取りやすさを比べるのが堅実です。

2025年5月の市区町村間移動者数は38万2,823人で、4月より約44.0%少なくなりました。これは光回線の空き工事枠を保証する数字ではありませんが、少なくとも、引っ越しによる需要が大きく落ち着いたことは読み取れます。

また、現在確認できる光回線の工事費支援には、春以外に開始されたものや終了日未定のものがあります。auひかりの初期費用相当額割引は公式料金ページで期限なしと案内されており、SoftBank 光の現行工事費割引は2026年6月に始まりました。通常時でも十分な特典が続いているなら、工事が混む3月に急いで申し込む必要はありません。

ただし、5~6月なら必ず料金が最安になるわけではありません。申込日の特典を保存し、月額料金、スマホセット割、工事費、受取条件を含む2~3年総額で判断してください。

引っ越し時期別の申込みスケジュール

入居日から逆算し、春は2~3カ月前、通常期は1~2カ月前を目安に準備すると、料金と開通日の両方を余裕を持って比較できます。

入居予定比較開始申込みの目安避けたい行動
3月下旬12月~1月1月中~2月上旬3月の増額を待ってから初めてエリア確認する
4月上旬1月1月後半~2月上旬旧回線を先に解約する
4月下旬1~2月2月中~3月上旬工事可能日を土日1日だけに限定する
5~8月1~2カ月前住所確定後できるだけ早く開通日を確認せず旧回線の停止日を決める

申込み前に新居で確認する5項目

申込月を決める前に、そもそも派遣工事が必要か確認しておくと、待ち時間や費用を減らせる可能性があります。

  1. 希望回線の提供エリアに入っているか
  2. 光コンセントが設置されているか
  3. 集合住宅の配線方式が光・LAN・VDSLのどれか
  4. 賃貸で穴あけやビス止めの許可が必要か
  5. 無料インターネットと個別回線を併用できるか

開通までの目安と無料Wi-Fi貸出の条件は、光回線が開通するまで早いのはどこ?で比較しています。

キャンペーンを比較するときのチェックリスト

「最大還元額」ではなく、オプションなしで自分が受け取れる金額と、受取完了までの総支払額を比較してください。

確認項目チェックする内容
申込窓口公式、プロバイダ、代理店で特典が異なる
申込区分新規、転用、事業者変更、移転で金額が変わる
開通期限繁忙期の工事遅延があっても期限内に開通できるか
必須オプション不要な電話や映像サービスを含めた総額を確認する
工事費の仕組み完全無料か、分割請求と同額を割り引く「実質無料」か
受取方法自動、口座登録、メール申請のどれか
受取時期申込月、開通月、課金開始月のどこから数えるか
短期解約時工事費残債や特典返還が発生するか

現在の回線の解約費用や更新月も含めて比べたい場合は、光回線を2年で解約したらいくらかかる?も参考にしてください。

よくある質問

申込月だけで判断せず、工事の有無と利用開始希望日から逆算して考えると、余計な費用を抑えやすくなります。

光回線は3月が一番安いですか?

3月限定の増額特典が出る場合はありますが、毎年・全回線で3月が最安になるわけではありません。

通常のキャンペーンが年間を通して続く回線もあります。派遣工事が必要なら、特典差だけでなく工事待ち、二重払い、つなぎ回線の費用も含めてください。

4月から使うなら、3月に申し込めば間に合いますか?

間に合う場合もありますが、戸建て、新築、10ギガ、設備調査が必要な物件では間に合わない可能性があります。

4月上旬から使いたいなら、1月後半~2月上旬を目安に申し込み、工事日が確定するまでは旧回線を解約しないほうが安心です。

1月や2月に申し込んでも、4月開通にできますか?

先の日付を希望できる場合はありますが、受付可能な期間や工事日の確定方法は回線ごとに異なります。

新居の住所、入居可能日、管理会社の許可が揃った段階で事業者に相談してください。早く申し込んだだけで希望日が保証されるわけではありません。

引っ越しなら新規契約と移転のどちらがお得ですか?

新規特典だけを見れば乗り換えが有利な場合があります。ただし、解約金、工事費残債、移転工事費、電話番号の引継ぎまで含めると、移転のほうが安いこともあります。

同一住所・同一名義での再契約は新規特典の対象外になる場合があります。自己判断でいったん解約せず、引っ越し特典が充実した光回線比較で条件を確認してください。

工事不要なら3月に申し込んでも問題ありませんか?

事業者変更や無派遣工事で済むことが確定していれば、春の工事混雑の影響は比較的小さくなります。

ただし、10ギガへの速度変更、配線方式の変更、光コンセントがない場合などは派遣工事になる可能性があります。申込み前に「工事不要だろう」と決めつけず、設備確認後の案内を確認してください。

まとめ:4月に使うなら2月まで、時期を選べるなら5~6月を検討

光回線をお得に契約するなら、3月の最大特典だけを狙うのではなく、必要な開通日から逆算し、遅延による追加費用まで含めた総額で申込時期を選ぶのが合理的です。

  • 3月下旬~4月上旬に引っ越すなら、1月後半~2月上旬に申し込む
  • 2025年3月の市区町村間移動者数は2月の約2.54倍で、春は混雑しやすい
  • 3月と4月だけで年間移動者数の約30.6%を占めた
  • 引っ越し予定がなければ、5~6月または10~11月を候補にする
  • 追加特典から二重払い、代替回線、工事割増金を引いて判断する
  • 工事日が確定する前に現在の回線を解約しない

申込先を決める前に、光回線のキャンペーンと失敗しない選び方で現在の特典を確認し、開通の早さも必要なら工事期間・無料Wi-Fi貸出の比較を合わせて確認してください。

関連ページ

申込時期だけでなく、工事期間、引っ越し特典、解約費用、キャッシュバック受取時期を合わせて確認すると、総額の見落としを防げます。

主な参照資料

月別の人口移動は総務省統計局、工事期間・料金・キャンペーン条件は各事業者の公式情報を参照しています。