BIGLOBEも「光+5G」を開始 auひかりプラスとの違いは何?
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最終更新日:2026年9月26日
BIGLOBEは2026年9月17日、「BIGLOBE光プラス by auひかりプラス」の提供を始めました。光回線が開通するまでは5Gを使い、開通後は光回線に切り替わります。
BIGLOBE光プラスは、「auひかりプラス」と競合する別方式の回線ではありません。KDDIのauひかりプラスにBIGLOBEが対応したサービスです。両者を比べる際は、申込窓口や料金、特典、オプションを確認しましょう。
この記事は、2026年9月26日時点の両社の公式案内をもとにしています。特典は申込経路や時期によって変わるため、契約前に見積もりを確認してください。
BIGLOBE光プラスとauひかりプラスの関係を先に整理
「auひかりプラス」はKDDIが提供するサービスの名称で、「BIGLOBE光プラス by auひかりプラス」はBIGLOBEでの提供名です。KDDIは、サービス開始時点の対応プロバイダとしてBIGLOBE、So-net、@niftyを挙げています。
そのため、「BIGLOBEとauひかりプラスのどちらが速いか」という比べ方は適切ではありません。同じサービスでも、利用できる光回線や料金、特典は住所と申込窓口によって変わります。
| 比較する点 | auひかりプラス(KDDIの案内) | BIGLOBE光プラス by auひかりプラス |
|---|---|---|
| 位置づけ | KDDIが提供するサービス全体の名称 | BIGLOBEでの提供名 |
| 工事前と開通後 | 工事前はauのモバイル回線、開通後は光回線 | 同じ仕組みを利用 |
| 光回線 | KDDI回線と提携先の光回線に対応 | 住所などに応じてKDDIまたはNTT東西の回線を提供 |
| 月額・特典 | 対応プロバイダや申込経路によって異なる | BIGLOBEの料金・特典条件を確認できる |
| 独自オプション | 提供元ごとに確認が必要 | BIGLOBEあんしんパックを用意 |
KDDIが掲載している料金例も、「プロバイダー:BIGLOBE」という条件での金額です。これを「BIGLOBE以外で直接契約した場合の料金」と考えて比べると、同じ条件を二重に比較してしまいます。
光と5Gは同時に速度を足すのか
光回線が開通した後は、通常、光回線で通信します。最大10Gbpsの光回線に5Gの速度が上乗せされるわけではありません。
専用のハイブリッドホームルーターが届けば、工事前でも電波の届く場所で5G通信を使えます。光回線が開通すると、利用者が回線変更の手続きをしなくても光へ切り替わります。
光回線に障害が起きたときは、5Gに切り替えられます。ただし、サービス開始時点では設定操作や再起動などが必要です。KDDIは、障害を自動で検知する機能を2026年度内に追加する予定です。
光回線の工事が不要になるわけではありません。自宅で5Gの電波が届くか、ルーターはいつ届くか、光回線の工事はいつになるかを、それぞれ確認しましょう。詳しくはauひかりプラスの仕組みを解説した記事をご覧ください。
BIGLOBEの料金は?月額だけでは見落とす費用
BIGLOBEのホーム10ギガは、2年契約の回線料金が月6,380円です。これに必須のルーターレンタル料858円が加わり、月7,238円になります。Wi-Fiパックも付けると、通常は月8,008円です。
| BIGLOBEのプラン | 光開通後の回線料金 | 必須ルーター込み | Wi-Fiパックも付けた場合 |
|---|---|---|---|
| 戸建て・10ギガ | 6,380円 | 7,238円 | 8,008円 |
| 戸建て・1ギガ | 5,720円 | 6,578円 | 7,348円 |
| マンション・10ギガ | 6,380円 | 7,238円 | 8,008円 |
| マンション・1ギガ | 4,642円 | 5,500円 | 6,270円 |
表は、税込の通常月額を合計したものです。Wi-Fiパックの初月無料と最大12カ月の割引、でんきセット割、キャッシュバック、工事費は反映していません。Wi-Fiパックは任意ですが、ルーターの6GHz帯を使うには加入が必要です。
独自計算①:戸建ての10ギガと1ギガは、回線料金の差が月660円です。24カ月では15,840円の差になります。ただし、その住所で10ギガを使えるかどうかは別に確認する必要があります。
独自計算②:必須ルーターの料金は、24カ月で20,592円です。回線料金だけを比べると、この費用を見落とします。ほかの光回線と比べるときも、通常月額に含める費用をそろえましょう。
新規の派遣工事費は、戸建てが39,600円、集合住宅が26,400円と案内されています。工事費相当額の割引があっても、分割払いの途中で解約すれば残額が請求されます。
独自分析|「最短4日」とキャッシュバックの時計は別
BIGLOBEが案内する「最短4日」は、5Gでネットにつながるまでの目安です。光回線が開通するまでの日数ではありません。新規の光回線工事には、2カ月ほどかかる場合があります。
BIGLOBEの公式ページには、2年契約の場合、10ギガで55,000円、1ギガで45,000円のキャッシュバックが掲載されています。受け取るには別途手続きが必要です。
受け取り時期を示す「12カ月目」は、光回線の工事が完了した翌月を1カ月目として数えます。5Gを使い始めた月から数えるわけではありません。
独自計算③:仮に、5Gを使い始めてから光回線の工事まで2カ月かかった場合、キャッシュバックの「12カ月目」は5G開始からおおむね14カ月後です。これは暦上の目安であり、実際の入金日ではありません。
開通前の5G利用料とルーター代は、条件を満たせば初月と最大3カ月分が割引されます。割引期間が終わっても工事を待つ場合は、通常料金がかかる可能性があります。特典の期限を確認するときは、「5G開始」「光開通」「申請日」のどれを起点に数えるかを確かめてください。
受け取り忘れを防ぐ方法は光回線キャッシュバックの受取時期比較で解説しています。
独自分析|「BIGLOBE光」との乗り換えも同じ契約ではない
従来のBIGLOBE光とBIGLOBE光プラスは名前が似ていますが、契約条件をそのまま引き継げるとは限りません。BIGLOBEは、ほかの自社固定回線とは同時に契約できないと案内しています。
また、BIGLOBE光プラスの利用者が引っ越しや回線タイプの変更を希望する場合は、解約後に新規で申し込むことになります。従来のBIGLOBE光を使っている人も、解約金や工事費の残額、電話番号、切り替え日の扱いを確認してください。
住所がNTT東西の回線に対応していても、必ず10ギガを使えるわけではありません。集合住宅では、建物側の設備も対応している必要があります。また、「auひかり」という名前だけで、KDDIの光回線を使うと決めつけないようにしましょう。
BIGLOBE独自の「あんしんパック」は必要?
BIGLOBEあんしんパックは月968円の任意オプションです。光と5Gの切り替え機能を使うために加入する必要はありません。初月は無料ですが、解約しなければ翌月以降は料金がかかります。
端末向けのセキュリティ対策と、対象機器の修理・交換保証が含まれます。保証には、年2回、1回1台、最大60,000円などの条件があります。
独自計算④:無料期間を除いて12カ月利用すると、968円×12カ月で11,616円です。Wi-Fiパックのネットワーク保護機能や、すでに加入している端末保証と内容が重ならないか、確認してから選びましょう。
なお、5Gを予備回線として使える場合でも、停電でルーターの電源が切れれば通信できません。停電への備えはONU・ルーターとUPSの構成で確認できます。
どんな人が検討すべき?
光回線の工事を待つ間もネットを使いたく、開通後は光回線を長く利用する人に向いています。月額料金の安さを優先するなら、ルーター代と必要なオプションも含めて比較してください。
- 引っ越し直後からネットが必要:ルーターの到着予定日と、自宅で5Gの電波が届くかを確認する。
- 10ギガを使いたい:住所に加えて、建物の設備と端末のLAN環境が対応しているかを確認する。
- 障害時の備えがほしい:手動での切り替え方法に加え、ルーターの故障や停電にも備える。
- 特典を重視する:申込窓口、工事日、申請期限をまとめて控える。
10ギガ回線を長く使う場合の費用は、1年目と3年間の総額比較も参考になります。
まとめ|違いは「回線名」より契約条件にある
BIGLOBE光プラスは、KDDIのauひかりプラスにBIGLOBEが対応したサービスです。選ぶときは、利用できる光回線と契約条件を確認しましょう。
まず、住所と建物が対応する光回線の速度を確かめます。次にルーター代、オプション料金、解約時に残る工事費を確認してください。そのうえで、キャッシュバックの対象となる申込窓口と受け取り時期を比べましょう。
参考資料
料金や特典の条件は変わるため、申し込む前に公式ページで再確認してください。


