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フレッツ光クロスが9月28日に西日本で大幅拡大 新たに10ギガが使える市町村まとめ

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最終更新日:2026年9月22日

NTT西日本は、最大概ね10Gbpsの「フレッツ 光クロス」について、2026年9月28日から新たな地域で申し込みの受け付けを開始します。

今回初めて提供対象に入るのは33市町村です。既存エリア内の拡大も含めると、27府県・延べ81市町村に及びます。

対象は関西に限りません。東海、北陸、中国、四国、九州まで広がります。なかでも中国地方は、新たに11市町が対象となりました。

ただし、9月28日は「申し込み受付開始日」です。その日から対象市町村の全住所ですぐに開通するわけではありません。市町村名が掲載されていても、提供エリアは一部地域に限られます。

本記事では、新たに10ギガの対象となる市町村を一覧で紹介します。既存地域での拡大や過去の拡大との違い、他社回線との比較もまとめました。

※本記事は2026年9月21日時点のNTT西日本公式情報を基に作成しています。料金・提供地域・受付日は変更される場合があります。

新規33市町村、既存地域の拡大48市町村

9月28日の更新は、新規33市町村と既存地域内の拡大48市町村に分かれます。

区分対象意味
今回新たに提供33市町村市町村として初めて対象に入る
既存エリア内で拡大48市町村同じ市町村内で対象住所が増える
合計延べ81市町村27府県にまたがる更新

新規と拡大を分けて見るのは、利用者への影響が異なるためです。

新規33市町村では、これまで市町村単位では選択肢にならなかった10ギガが候補に加わります。既存48市町村では、市名が以前から掲載されていても対象外だった住所が、今回新たに利用できる可能性があります。

9月28日に新たに10ギガの対象となる33市町村

新規エリアは20府県の33市町村で、中国地方が11市町と最も多くなっています。

地域府県今回新たに提供する市町村
関西大阪府豊能郡豊能町
和歌山県有田郡広川町
京都府宮津市
奈良県御所市、北葛城郡広陵町
東海静岡県周智郡森町
三重県三重郡菰野町、多気郡明和町
北陸石川県羽咋市
富山県小矢部市、中新川郡上市町
福井県勝山市
中国広島県大竹市、安芸郡坂町
岡山県笠岡市、瀬戸内市、小田郡矢掛町
鳥取県倉吉市、境港市
山口県光市、柳井市、玖珂郡和木町、熊毛郡田布施町
四国愛媛県喜多郡内子町
香川県仲多度郡まんのう町
徳島県名西郡石井町、板野郡松茂町
高知県土佐市、香南市
九州福岡県うきは市、鞍手郡鞍手町
鹿児島県志布志市
宮崎県東諸県郡国富町

内訳は市が16、町が17です。町だけで新規エリアの51.5%を占めます。

今回の拡大は、大都市の中心部を埋めるだけのものではありません。新規対象の半数以上が町であることから、より広い地域へ10ギガを展開していることが分かります。

すでに提供中の48市町村でも対象住所が増える

既存エリアでは48市町村が拡大し、新規33市町村より対象数が多くなりました。

地域府県市町村内で提供範囲が広がる地域
関西大阪府高槻市、箕面市
和歌山県田辺市、有田郡有田川町
奈良県大和高田市、天理市、生駒市、生駒郡安堵町、磯城郡田原本町、北葛城郡河合町
兵庫県神戸市、姫路市、明石市、宝塚市、川西市、川辺郡猪名川町
東海愛知県豊川市、稲沢市
静岡県富士市、牧之原市
岐阜県可児市
三重県津市
北陸富山県中新川郡舟橋村
中国広島県広島市、尾道市、福山市、廿日市市、安芸郡海田町
島根県出雲市
山口県岩国市
四国愛媛県今治市、新居浜市、四国中央市
香川県高松市、丸亀市、善通寺市
徳島県徳島市、板野郡北島町
九州福岡県福岡市、大牟田市、久留米市、朝倉市
佐賀県小城市
熊本県熊本市
大分県大分市、由布市
鹿児島県鹿屋市
宮崎県宮崎市

市町村名が掲載されているだけで、「以前から使えた」と判断するのは早計です。同じ市内でも、町名や番地、建物によって提供可否は変わります。

以前のエリア判定で対象外だった人も、9月28日以降にもう一度検索してみる価値があります。

9月28日は開通日ではなく申し込み受付開始日

公式発表が示す9月28日は、利用開始を保証する日ではなく、申し込みの受付を始める日です。

戸建てでは、電柱から宅内へ光ファイバーを引き込む工事が必要になる場合があります。集合住宅では、建物の設備状況や管理会社の許可にも左右されます。

NTT西日本も、表に掲載された市町村の全住所で利用できるとは案内していません。設備の状況によっては、開通まで時間がかかったり、利用できなかったりする場合があります。

申し込み前は、次の順番で確認するとスムーズです。

  1. NTT西日本の検索で、住所単位の提供可否を確認する
  2. フレッツ 光クロスと光コラボ10ギガを比較する
  3. 集合住宅なら管理会社へ工事の可否を確認する
  4. 工事日と現在の回線の解約日を調整する
  5. 10GbE対応ルーターやLAN環境を準備する

回線選びでは、フレッツ光クロスのおすすめプロバイダー比較も参考にしてください。

6月の拡大と比べると「新しい市町村」より「面の拡大」が中心

前回の6月22日と比べ、今回は新規市町村が減る一方、既存市町村内の拡大が45.5%増えました。

受付開始日新規市町村既存地域内の拡大延べ合計
2026年6月22日413374
2026年9月28日334881
増減8減少15増加7増加

新規市町村は41から33へ19.5%減りました。対して、既存地域内の拡大は33から48へ45.5%増えています。

延べ対象数も74から81へ9.5%増えました。今回は新しい市町村を増やすよりも、すでに提供している市町村の中で対象住所を広げる動きが目立ちます。

なお、これは当サイトが公式表を同じ基準で再集計した結果です。世帯数やカバー率がどれだけ増えたかを示す数字ではありません。

新規エリアの3分の1は中国地方に集中

新規33市町村のうち11市町、全体の33.3%が中国地方です。

地域新規市町村数全33市町村に占める割合
関西515.2%
東海39.1%
北陸412.1%
中国1133.3%
四国618.2%
九州412.1%

中国地方では、岡山県の3市町、山口県の4市町などが新たに加わります。鳥取県でも倉吉市と境港市が対象となりました。

これまで10ギガを選びにくかった地方都市や町でも、回線の選択肢が増える可能性があります。

フレッツ光クロスの拡大で光コラボ10ギガも選びやすくなる

フレッツ光クロスの設備が広がると、同じ回線網を使う光コラボの10ギガも候補になり得ます。

フレッツ 光クロスは、回線とプロバイダーを別々に契約するサービスです。光コラボでは、回線と接続サービスをまとめて契約できます。

NTT西日本は、10ギガを扱う光コラボ事業者の一覧を公開しています。ただし、すべての事業者が新エリアで同じ日から受け付けを始めるとは限りません。

申し込み先ごとに、対象地域、受付日、工事費、ルーター、特典を確認しておきましょう。

選択肢回線の特徴今回の新エリアでの見方
フレッツ 光クロスNTT西日本の回線とプロバイダーを別契約公式の住所判定と対応プロバイダーを確認
光コラボ10ギガNTT回線と接続サービスを一括契約事業者ごとの受付状況と特典を確認
eo光10ギガ関西中心の独自回線関西では住所ごとに両方を比較
コミュファ光10ギガ東海中心の独自回線静岡県・三重県などでは有力な比較先
メガ・エッグ光10ギガ中国地方中心の独自回線中国地方の新規11市町では住所判定を比較
BBIQ 10ギガ九州の一部地域で提供する独自回線福岡県・宮崎県などでは候補を比較

同じ最大10Gbpsでも、月額料金や工事費は回線によって異なります。まず利用できる回線を確認し、そのうえで3年間の総額を比べると判断しやすくなります。

主要回線をまとめて比べる場合は、10ギガ光回線おすすめ8社の比較をご覧ください。短期の安さと長期の安さの違いは、1年目と3年間の料金比較で確認できます。

フレッツ光クロスの料金はいくらかかる?

NTT西日本のフレッツ 光クロスは、割引適用で1・2年目が月4,180円ですが、プロバイダー料金が別にかかります。

項目公式料金
通常の月額利用料6,930円+プロバイダー料金
光はじめ割クロス適用・1~2年目4,180円+プロバイダー料金
光はじめ割クロス適用・3年目以降5,720円+プロバイダー料金
対応レンタルルーター月550円
契約料880円
代表的な工事費22,000円

割引を受けるには申し込みが必要です。更新期間以外に解約すると、4,180円の解約金がかかります。

NTT西日本公式サイト以外から申し込む場合、代表的な工事費は23,100円です。無派遣工事が可能な場合は、2,200円になることがあります。

月額料金に加えて機器や工事費まで含めて比較したい人は、10ギガ光回線の必要機器を含めた総額も確認してください。

10ギガへ変更しても必ず10Gbps出るわけではない

フレッツ 光クロスの最大概ね10Gbpsは理論上の規格値であり、実効速度を保証する数字ではありません。

NTT西日本は、通信に必要なデータが付加されるため、実効速度の最大値は規格値より十数%ほど低くなると説明しています。

実際の速度は、回線の混雑状況やルーター、LANケーブル、パソコンのLAN端子などにも左右されます。端末が1GbE対応なら、有線接続では原則として1Gbps未満が上限です。

動画視聴やWeb閲覧が中心なら、1ギガで十分な家庭も多くあります。大容量ファイルを頻繁に送受信する人や、家族で同時に通信する家庭ほど10ギガの効果を感じやすくなります。

判断に迷う場合は、10ギガを契約しても意味がない家庭の特徴を先に確認してください。

新エリアの利用者が申し込み前に確認すること

契約先を決める前に、住所判定、総額、工事、宅内機器の4点を確認してください。

確認項目見落とすと起きること
住所単位の提供可否市町村が対象でも、自宅では申し込めない場合がある
3年間の総額割引終了後や特典の受け取り忘れで高くなる
開通工事現在の回線を先に解約し、ネットを使えない期間が生じる
ルーターとLAN1GbE機器が速度の上限になる
光電話・テレビ番号や機器、利用条件が変わる場合がある

開通後は、リンク速度、IPv6接続、LAN内速度の順に確認します。詳しい手順は、10ギガ回線の開通後チェックリストにまとめています。

まとめ:対象市町村でも住所確認が必要

9月28日の拡大で新たに33市町村が加わりますが、契約できるかどうかは住所ごとの判定で決まります。

既存エリア内でも48市町村で提供範囲が広がります。以前の検索で対象外だった人も、公式サイトでもう一度確認してみてください。

今回の拡大では、中国地方への新規展開に加え、既存市町村内で提供範囲を細かく広げる動きが目立ちます。フレッツ 光クロスに絞らず、光コラボや地域系の10ギガ回線も含めて比べると選びやすくなります。

10ギガは、利用できるからといって必ず必要とは限りません。現在の通信速度や使い方を確認し、料金差に見合うかを考えてから申し込みましょう。

出典

地域名・受付日・料金は、NTT西日本など各社の公式情報を優先して確認しました。