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新築の各部屋にLANポートはいくつ必要?部屋別の目安と後悔しない配置を解説

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最終更新日:2026年8月21日

新築の電気配線を決めるとき、「LANポートは各部屋に1つあれば十分」「Wi-Fiを使うから有線LANはいらない」と考える人もいるでしょう。

しかし、完成後にLANポートを増やすには、露出配線、壁や天井の開口、配管への追加通線などが必要になる場合があります。テレビ台や机の位置を変えた結果、せっかく付けたLANポートが家具の裏に隠れることもあります。

一般的な新築住宅では、個室は2口、書斎は4口、リビング・ダイニングは合計4~6口を出発点にし、各階のWi-Fiアクセスポイント用として天井または高い位置に1口ずつ用意すると実用的です。

ただし、必要数は延床面積だけでは決まりません。有線接続する機器、家具の配置、在宅勤務、ゲーム、NAS、防犯カメラなどによって変わります。

この記事では、部屋別のLANポート数、同じ部屋のどこへ配置するか、1口とスイッチングハブで済ませてもよい場所、引き渡し前の確認方法まで解説します。

場所LANポート数の目安設置箇所の目安主な用途
リビング・ダイニング4~6口2~3カ所テレビ、録画機、ゲーム機、配信端末、パソコン
書斎・仕事部屋4口2カ所パソコン、NAS、プリンター、業務端末
主寝室2口できれば2カ所テレビ、パソコン、将来の机
子ども部屋2口できれば2カ所パソコン、ゲーム機、学習端末
和室・客間1~2口1~2カ所テレビ、パソコン、将来の用途変更
各階の天井・高所1口ずつ家の中央付近Wi-Fiアクセスポイント、メッシュWi-Fi
玄関・駐車場・建物外周必要箇所に1口カメラなどの設置予定地PoE防犯カメラ、ドアベル、屋外アクセスポイント

表の数は法律や住宅設備の統一基準ではなく、機器数と配置変更を考慮した実用上の目安です。間取りと使い方に合わせて増減してください。

新築のLANポートは各部屋2口を基準にする

迷ったときは、リビングと書斎を除く各居室に2口ずつ用意するのが無理の少ない基準です。

各部屋1口でもインターネットには接続できます。しかし、デスクトップパソコンとゲーム機を同時に有線接続すれば、それだけで2口必要です。現在はテレビやゲーム機を置かない部屋でも、子どもの成長、在宅勤務、寝室の変更などで用途が変わる可能性があります。

反対に、すべての部屋へ4口、6口と増やせばよいわけでもありません。壁内配線、LANコンセント、情報分電盤側の端子が増え、工事費と収容スペースも必要になります。

最初から唯一の正解を探すのではなく、次の順序で考えると決めやすくなります。

  1. 動かさない機器を数える
  2. 机やテレビを置く可能性がある壁を選ぶ
  3. Wi-Fiアクセスポイントや防犯カメラを追加する
  4. 部屋ごとに予備を1口または空配管で確保する

「口数・設置箇所・独立配線」の3つを分けて考える

LAN設計では、合計口数だけを数えるのではなく、何カ所へ配置し、情報分電盤まで何本のケーブルを戻すかを確認する必要があります。

口数は同時に接続できる機器数を決める

同じ場所で常時使う有線機器の数に、予備1口を加えた数が基本です。

テレビ周辺にテレビ、録画機、ゲーム機、動画配信端末があるなら、最大4口を使用します。ただし、すべてを常時接続しない場合や小型スイッチを置ける場合は、壁のLANポートを2口に抑える方法もあります。

設置箇所は家具を動かせる範囲を決める

同じ壁に2口付けることと、向かい合う壁に1口ずつ付けることは、合計2口でも使い勝手が異なります。

4口をテレビの後ろへまとめても、反対側へ机を置けば長いLANケーブルを床へ這わせることになります。子ども部屋や寝室は、机やベッドで端子が隠れないよう、候補となる2つの壁へ分散できるか検討してください。

独立配線は帯域・PoE・故障範囲を分ける

各LANポートから情報分電盤や通信機器置き場まで、1本ずつスター配線するのが基本です。

2口のLANコンセントがあっても、壁内で1本の回線を分岐している構成では、2本の独立したLAN配線と同じ使い方はできません。見積書と配線図では、LANコンセントの数だけでなく、配線本数と終端先も確認しましょう。

リビング・ダイニングは4~6口を2~3カ所へ分ける

リビングは機器が集中するため、テレビ周辺に2~4口、机やダイニング付近に1~2口を用意すると配線しやすくなります。

テレビ周辺で有線接続する可能性がある機器には、次のものがあります。

  • テレビ
  • ブルーレイレコーダー
  • ゲーム機
  • 動画配信端末
  • AVアンプ
  • セットトップボックス

これらをすべて壁のLANポートへ直接接続するなら4口以上が必要です。一方、テレビボード内へ電源と放熱スペースを確保できるなら、壁は2口にして小型スイッチで分ける方法もあります。

リビング学習、ノートパソコン、ゲーム用パソコンを想定する場合は、テレビ周辺とは別にダイニングやカウンター付近へ1~2口用意します。模様替えの候補が複数あるなら、口数を一カ所へ集中させないことが重要です。

書斎・仕事部屋は4口を2カ所へ配置する

在宅勤務、動画編集、配信、NAS利用を想定する書斎では、2口ではなく4口を基準にすると増設機器へ対応しやすくなります。

書斎では、仕事用パソコン、個人用パソコン、NAS、プリンター、IP電話、Wi-Fiアクセスポイントなどを接続する可能性があります。現在はパソコン1台でも、仕事用端末を会社から支給されれば接続数が増えます。

机の向きを変えられる間取りなら、2口ずつを2カ所へ配置します。10GbE対応パソコンとNASを使用する予定がある場合は、両方を情報分電盤まで独立配線しておくと、1本の上り回線を共有せずに構成できます。

10ギガ対応機器を複数台つなぐ方法は、関連記事「10ギガ対応スイッチングハブは必要?必要なケースと選び方」も参考にしてください。

寝室・子ども部屋は2口を別の壁へ分散する

寝室や子ども部屋は、2口を同じプレートへまとめるより、家具配置の候補となる2カ所へ1口ずつ分けると長く使えます。

子ども部屋は、幼少期には有線LANを使わなくても、学習用パソコン、ゲーム機、デスクトップパソコンを置く可能性があります。机を置ける壁が二つあるなら、どちらへ移動しても短いLANケーブルで接続できる位置が理想です。

主寝室も、テレビを置く壁と机を置ける壁が異なる場合があります。予算の都合で1口に減らす場合は、反対側の壁へ空配管と呼び線を用意し、完成後に追加通線できる状態を検討してください。

和室や客間を将来個室へ変更する可能性があるなら、現在の用途だけでLANポートを省かない方が安心です。

Wi-Fiアクセスポイント用LANは各階に1口ずつ用意する

Wi-Fi中心の家庭でも、各階の中央付近にアクセスポイント用LANを1口ずつ用意すると、無線だけで中継するより安定したネットワークを構成しやすくなります。

1階の端に置いたWi-Fiルーターだけで、2階の反対側まで安定して届くとは限りません。壁、床、断熱材、収納、家電、周辺住宅の電波によって通信品質が変わるからです。

天井または高い位置へLAN配線を出し、PoE対応アクセスポイントを使えば、対応するPoEスイッチからLANケーブル経由で通信と電源を供給できます。家庭用アクセスポイントは1本で足りる製品が中心ですが、将来の交換を考えるなら空配管、電源、点検できる位置も設計してください。

なお、アクセスポイントの適切な台数は「1フロアに必ず1台」と決まっているわけではありません。床面積、吹き抜け、壁の材質、設置位置によっては1台で足りる場合も、同じ階に2台必要な場合もあります。

防犯カメラ・玄関・ガレージは必要箇所へ1口ずつ配線する

PoE防犯カメラを使う予定があるなら、カメラ1台につき独立したLAN配線を1本ずつ用意します。

PoEならカメラ付近にACアダプターを置かずに済みますが、情報分電盤側には対応するPoEスイッチと十分な給電容量が必要です。玄関、駐車場、勝手口、庭など、撮影したい範囲から設置位置を決めてください。

屋外部分は、一般的な室内用LANコンセントをそのまま露出させるのではなく、防水、防塵、紫外線、雷サージ、ケーブルの屋外対応、建物への貫通処理を施工会社へ確認します。インターホンや太陽光発電設備は専用配線を使うこともあるため、LANへ接続できると決めつけず、採用機器の仕様書を確認してください。

3LDK・2階建てなら合計16口前後が一つの目安

3LDKの新築で、書斎を含み、防犯カメラを別にする場合、LAN配線は合計16口前後から検討すると不足を抑えやすくなります。

場所配置例口数
LDKテレビ周辺4口、カウンター・ダイニング2口6口
書斎机の候補位置へ2口ずつ4口
主寝室テレビ側1口、机候補側1口2口
子ども部屋異なる壁へ1口ずつ2口
1階アクセスポイント天井または高所1口
2階アクセスポイント天井または高所1口
合計16口

防犯カメラを玄関と駐車場へ1台ずつ付けるなら、合計18口です。将来18本すべてを同時に使うのでなければ、最初から18ポート分の高価なスイッチを稼働させる必要はありません。24ポート対応のパッチパネルや収容スペースを確保し、当面使う回線だけ8ポートまたは16ポートのスイッチへ接続する方法があります。

反対に、家族全員がWi-Fi中心で書斎もないなら、個室を1口にして合計10~12口程度へ抑える選択もあります。その場合も、増設が難しい場所には空配管を残しましょう。

LANポート1口とスイッチングハブで増やしてもよい場所

テレビボードのように機器が一カ所へ集中する場所はスイッチで増設できますが、別の壁や別の部屋へ配線する代わりにはなりません。

比較項目壁のLANポートを増やす室内のスイッチで増やす
初期費用配線本数に応じて増える抑えやすい
電源LANコンセント自体には不要通常は電源が必要
見た目配線を壁内へ隠しやすい本体と電源コードが増える
通信帯域各配線を独立させられる上り側の1本を複数機器で共有する
故障時1本の不具合が他の配線へ波及しにくいスイッチ停止で接続機器がまとめて切れる
向いている場所書斎、アクセスポイント、カメラ、別の壁テレビボードなど固定された機器群

テレビや録画機が合計1Gbpsの上り回線を共有しても、通常の動画視聴では問題になりにくいでしょう。一方、10GbE対応PCとNASの大容量転送、PoEカメラ、Wi-Fiアクセスポイントなどは、情報分電盤まで独立配線する価値があります。

新築ならLAN配線はCat6Aを基準にする

壁内配線は完成後の交換が難しいため、10ギガ回線をすぐ契約しなくてもCat6Aを基準にするのが現実的です。

NTT東日本は、フレッツ 光クロスを有線で利用する推奨LAN環境として、10GBASE-T対応LANポートとカテゴリ6A以上のLANケーブルを案内しています。Cat6Aは10GBASE-Tを100mのチャネルで利用するために設計された規格です。

ただし、「ケーブルだけCat6A」では十分ではありません。LANコンセント、コネクター、パッチパネル、短いパッチケーブルも対応規格をそろえ、施工後に結線と性能を確認する必要があります。

一般住宅で10GbEを使うために、Cat7やCat8を必ず選ぶ必要はありません。シールド、接地、端子、施工方法を含めて適切に扱えなければ、規格名だけを上げても効果は限定的です。

必要機器と規格の違いは「10ギガ光回線に変更するときに必要な機器一覧」、距離による影響は「LANケーブルを20m・30m延ばすと速度は落ちる?」で詳しく解説しています。

情報分電盤は全LAN配線を収容できる大きさにする

各部屋のLANポートを増やすときは、壁側だけでなく、配線が集まる情報分電盤の端子数、電源、放熱、作業スペースも同時に増やします。

各部屋へ16本配線しても、情報分電盤に8本しか収容できなければ、端子が外へあふれます。ONU、ホームゲートウェイ、ルーター、スイッチ、NAS、PoE機器をすべて小さな箱へ押し込むと、配線しにくくなり、熱もこもります。

また、情報分電盤が金属製または扉付き収納の奥にある場合、そこへWi-Fiルーターを入れると電波が弱くなる可能性があります。回線終端機器と有線スイッチを情報分電盤へ置き、Wi-Fiアクセスポイントは各階の開けた場所へ出す構成を検討してください。

光ファイバーの引き込み、配管、機器置き場まで含めた設計は、関連記事「新築で10ギガ光回線を使うために準備すること」で確認できます。

予算が限られる場合は口数より増設困難度で優先する

予算を削るなら、すべての部屋を均等に1口へ減らすのではなく、完成後に増やしにくい場所から優先してください。

優先順位の一例は次のとおりです。

優先順位設置場所優先する理由・対応
1書斎とテレビ周辺固定機器が多く、有線接続の効果が大きい
2各階のアクセスポイント予定地天井や高所は、完成後の追加工事が難しい
3防犯カメラ予定地屋外への貫通、防水処理、足場が必要になる場合がある
4子ども部屋と寝室の別壁机やベッドなど、家具配置の変更へ対応できる
5使用時期が未定の場所LAN端子の代わりに空配管と呼び線を残し、将来の増設に備える

同じ壁の2口目と、反対側の壁へ通じる空配管のどちらか一つを選ぶなら、将来の家具配置と通線経路を確認したうえで空配管を優先する考え方もあります。見積もりは「LAN配線」「LANコンセント」「空配管」「試験」を分けてもらうと、削る項目を判断しやすくなります。

LANポート数を決める7つの手順

平面図へ家具と機器を書き込み、現在の機器数ではなく、入居後に同時使用する最大数からLANポートを決めます。

手順実施すること確認するポイント
1家具を平面図へ配置するテレビ、机、ベッド、収納で端子が隠れないか
2固定機器を数えるPC、テレビ、ゲーム機、NAS、録画機を同時に何台使うか
3家具の別配置を作る机やテレビを反対側へ移す可能性があるか
4Wi-Fi設置場所を決める各階の中央、高所、電源またはPoE、点検性を確認する
5屋外機器を決めるカメラ、ドアベル、ガレージ、庭へ配線が必要か
6予備を加える1口追加するか、空配管と呼び線を用意する
7配線図と見積書を照合する口数、設置場所、配線本数、規格、終端先が一致するか

新築のLAN配線でよくある失敗

最も避けたいのは、現在のルーターや家具だけを基準にし、壁内配線の交換・増設まで考えずに決めることです。

よくある失敗発生する問題・注意点
各部屋に1口あれば十分と考えるパソコンとゲーム機などを同時に有線接続すると、LANポートが不足します。
口数だけ決めて位置を指定しない家具、扉、収納の裏にLANポートが隠れる可能性があります。
テレビの後ろだけに集める反対側へ机を置いたときに、部屋を横断する長いLANケーブルが必要になります。
Wi-Fiルーターを情報分電盤へ閉じ込める設置場所や分電盤の材質によって電波が遮られ、家全体へ届きにくくなります。
ルーターの4ポートだけで配線数を決めるLANポートはスイッチングハブで増やせるため、ルーターのポート数と壁内配線数は分けて考えます。
Cat6Aケーブルだけを指定するジャック、パッチパネル、施工方法、試験まで対応していなければ、配線全体の性能を判断できません。
配線番号を付けない情報分電盤側の端子が、どの部屋のLANポートにつながっているのか分からなくなります。
引き渡し時に接続試験をしない断線、結線間違い、リンク速度不足などを入居後に発見する可能性があります。

    引き渡し前にLANポートを確認する

    すべてのLANポートについて、部屋名、端子番号、情報分電盤側の番号、導通結果を対応表で受け取るのが理想です。

    引き渡し前後には、次の項目を確認してください。

    • 図面どおりの位置と高さにLANコンセントがある
    • 指定した口数と配線本数が一致している
    • ケーブル、LANコンセント、パッチパネルの規格が分かる
    • 両端の配線番号が一致している
    • 8芯が正しく結線され、断線や入れ替わりがない
    • 10GbE予定箇所は対応機器で10Gbpsリンクする
    • 空配管に呼び線が入り、行き先が記録されている
    • 壁や天井を閉じる前の施工写真が残っている

    簡易テスターの導通確認は配線間違いの発見には役立ちますが、それだけでCat6Aの全性能を証明できるとは限りません。10GbEを重視する配線は、施工会社へ試験方法と結果の提出可否を事前に確認しましょう。

    新築のLANポートに関するよくある質問

    LANポート数は、Wi-Fiの利用有無だけでなく、宅内配線の増設性と将来の機器構成まで含めて判断します。

    各部屋にLANポートは本当に必要ですか?

    今はWi-Fiしか使わない部屋でも、将来の仕事部屋、子ども部屋、アクセスポイント設置場所になり得るなら、LANポートまたは空配管を用意する価値があります。

    浴室や小さな収納まで一律に設置する必要はありません。人が長時間過ごす居室と、テレビ、机、アクセスポイント、カメラを置く場所を優先します。

    ルーターにLANポートが4つしかなくても16口配線できますか?

    可能です。ルーターとスイッチングハブを接続し、スイッチから各部屋へ分配します。

    壁内配線が16本あっても、使用する部屋だけスイッチへ接続できます。すべてを同時に使う場合は、必要ポート数、1GbE・2.5GbE・10GbEの速度、PoE給電容量を満たすスイッチを選びます。

    すべての部屋を10ギガ対応にする必要はありますか?

    壁内の受動配線はCat6Aでそろえ、スイッチやLANカードなど高価な機器は必要な場所から段階的に10GbE化する方法が合理的です。

    テレビやプリンターは1GbEでも困らないことが多いため、全ポートを10GbEスイッチへ接続する必要はありません。書斎のPCとNASだけ10GbE、その他は1GbEまたは2.5GbEという混在構成も可能です。

    Wi-Fi 7を使えば有線LANは不要ですか?

    Wi-Fi 7を使う場合も、ルーターやアクセスポイントまで安定した有線回線を用意する必要があります。

    Wi-Fiの規格上の最大速度と、離れた部屋で得られる実効速度は同じではありません。デスクトップパソコン、NAS、ゲーム機、テレビなど、動かさない機器は有線へ分けると、Wi-Fiへ接続するスマートフォンやタブレットの混雑も抑えやすくなります。

    光回線の開通工事で各部屋のLAN配線もしてもらえますか?

    一般的な光回線の開通工事と、住宅内の各部屋へLANケーブルを配線する工事は別に考えてください。

    光回線工事は光ファイバーの引き込み、光コンセント、ONUなどが中心で、建築中の宅内LAN配線は住宅会社、電気工事会社、弱電工事会社へ依頼するのが一般的です。工事範囲は「光回線工事はどこまで家の中に入る?」で解説しています。

    関連記事

    口数を決めた後は、配線規格、光ファイバーの引き込み、情報分電盤、10ギガ対応機器まで一続きで確認してください。

    まとめ

    新築のLANポートは、個室2口、書斎4口、リビング・ダイニング4~6口、各階のアクセスポイント用1口を基準にし、口数と設置箇所を分けて設計しましょう。

    各部屋に同じ数を付けるのではなく、固定機器が集中する場所、後から工事しにくい天井や屋外、家具配置を変えやすい部屋を優先します。テレビボード内はスイッチで増設できますが、別の壁へLANポートを移すことはできません。

    壁内配線はCat6A、各ポートから情報分電盤までのスター配線、配線番号、空配管、施工後の試験まで指定します。現在使う機器だけでなく、10年後に机やテレビをどこへ置くかまで平面図に書き込むことが、後悔を減らす最も確実な方法です。

    参考資料

    LAN規格に関する記述は、通信事業者と配線試験機器メーカーの公開情報を参照しています。