プロバイダ

光回線のキャンペーンに惑わされすぎない!回線の質のほうが重要です!


PR

最終更新日:2022年2月7日

キャンペーンで選ぶべきではない理由

キャンペーンは条件が複雑

光回線は契約者を増やすために様々なキャンペーンを行っています。

光回線のキャンペーンには

  • 料金割引
  • 工事費無料
  • キャッシュバック
  • 乗り換えサポート(他社違約金負担)
  • 同時契約でセット割引
  • 商品プレゼント

など色々な種類があります。

その中でもキャッシュバックは現金を振り込んで貰えるので人気があります。

ですが特にキャッシュバックキャンペーンは条件がとても厳しいものがあります。例えば

条件注意点・問題点
光回線の申し込み時に自分からキャッシュバックを受け取りたいと言わなければキャッシュバックを受け取れない申込時以外のタイミングで言っても不可
契約期間を3年にする必要がある申込時にそれ以外にすると受け取れない
有料オプションや別のサービスに同時申し込みが必要(光電話・テレビなど)・同時申込のみ(あとから申し込んでも不可)
・別サービスには料金が高いものもある
有料オプションや別サービスのプランを変えたり解約するともらえない光回線とは関係ないサービスでも辞められない
「契約時に回線料金の支払い方法をクレジットにする」など細かい条件がある他の方法に一度設定してしまうと受け取れない
「受け取る手続きが書かれたメール」を受け取るために事前にメールアドレスの登録が必要・契約時のメールアドレスとは違う
・どこで登録すればいいのか詳しく説明されない
受け取る手続きが書かれたメールや書類が6ヶ月~1年後に送られてくる忘れたりうまく受け取れなかったりする
手続きには公的な書類の添付や印鑑の捺印が必要書類の準備などが面倒で後回しにしてしまう
その手続を1ヶ月以内にしなければいけない書類の準備を終えたときには期限が切れている
書類や手続きに不備があると受け取れないわざと間違えやすいような書類や手続き方法になっている
書類や手続きに不備がなくても「不備があった」と言われるなんやかんや理由をつけてキャッシュバックをもらえないようにする

ということが1つ~複数あります。大手のプロバイダになるほど悪質な条件は少なくなりますがそれでも上記の条件が2~3くらいはあるところが多いです。

なので本気で特典を受けたい方、特にキャッシュバックを受けたい方は事前に条件を熟読する必要があります。

もしキャンペーンに目がくらんでしまっても他より条件が厳しかったり、結果的に他のキャンペーンよりお金がかかったりすることもあります。

契約するだけでキャンペーンを受け取れるものもある

もし「キャンペーンを使って絶対に少しでも安くしたい」と思わない方、面倒くさいことはやりたくないと思う方もいらっしゃると思います。そのことに時間を掛けるよりも、もっと時間がかからずそこそこお得なキャンペーンもたくさんあります。

もっとゆるい条件でそこそこお得なキャンペーンを受けたほうがいいと思う方は「契約するだけで自動的に料金割引などの特典がつく」というキャンペーンも多いです。

割引額によってはキャッシュバックをもらったときと同じくらいの価格になるキャンペーンもあります。

面倒くさいことよりも楽な方がいいという方はそちらがおすすめです。

キャンペーンでどれがお得かを見極めるのは難しい

光回線の料金はプロバイダによって差があります。月額料金は1Gbpsプランの場合4,000円~7,000円あたりです。10Gbpsプランの場合は6,000円~8,00円くらいです。

工事費は特に違います。無料のところから40,000円くらいかかるところもあります。

そこからキャンペーンによって月額料金が値引きされたり、工事費が無料になったり、キャッシュバックされたりするので単純に料金だけで計算するのはかなり難しいです。

そしてその条件は様々です。割引料金にするにはオプションの加入が必須だったり、キャッシュバックのキャンペーンは電話での申し込みのみなど様々な条件があります。月額料金はもしキャンペーンがない時はいくらになるのかよくわからなかったりします。

もしかするとキャンペーンの対象から気づかずに外れていて料金が割高になってしまうということもありえます。契約したら自動的に割引料金になる別の光回線のほうが実は安くなることもあります。

全てのキャンペーン・特典込みの年額で比べているサイトに注意

またキャンペーンで安くなった割引料金やキャッシュバックの分を回線の月額料金と合わせて計算して「〇〇のプロバイダが一番お得」とまとめているサイトもあります。

ですがそれは少し危険です。なぜかと言うと料金割引、違約金保証、キャッシュバックなどのキャンペーンは適用される条件がプロバイダによってかなり違うからです。

例えばキャッシュバックや違約金保証は受け取るのがものすごく厳しい条件です。違約金負担キャンペーンは今まで使っていた回線の契約解除料が書かれている書類を郵送しなければいけないところが多いです。

「キャッシュバックまで合わせたら基本料金と合わせて安い」という理由でプロバイダを選んでも、気がついたら実はキャンペーンの対象から外れていたという可能性はとても高いです。

キャンペーンでお得だからといって通信速度があまり速くない回線にして、結局キャンペーンの対象にはならなかったら無駄にお金を払って遅い回線をしばらく利用し続けないといけないということになってしまいます。

光回線で重要なのは速度と安定性

光回線は速度と安定性を重視して選ぶべきでしょう。

「料金が安ければ回線は遅くてもいい」と思う方はほとんどいないと思います。それならスマホのテザリング機能を使えばいいでしょう。料金はスマホの料金だけになるのでお得です。

または使用容量の上限が10GB、3GBなどで料金も1,000円前後のモバイルルーターもあります。上限を超えると通信速度が128kbpsになりますがネットはできます。通信速度を戻したければ追加料金を払えば戻ります。

光回線のプランには理論値最大100Mbpsプランや200Mbpsプランなどがある回線もあります。それらは正直そこまで安くないですし通信速度も遅いです。4Gのモバイルルーターでも最大800Mbpsくらいとなっています。

そもそもなぜ光回線を契約しようと思ったのかと言えば「通信速度が速い回線が欲しい」からでしょう。

料金をとにかく安くしたいなら光回線でなくてもいいのです。料金を気にするのはなぜなのか、もう少し考え直したほうがいいでしょう。

そもそも光回線は住んでいる場所によっては遅くて使いものにならない速度になることもあります。遅いと言われている光回線を初めから選んでしまったら、自分の部屋でも遅くなる確率がどんどん上がっていきます。

安くていい、遅くていいのなら初めからリスクを取る必要はありません。初めから遅くて安い回線を使えばいいでしょう。

おすすめの速い光回線は独自回線のもの

出典: https://eonet.jp/speed/fact/check/

特にゲームをしたい方、ライブ配信やゲーム配信をしたい方、動画ファイルなどの大きいデータをよくアップロード・ダウンロードしている方、動画配信サービスを高画質・高解像度で見てもブツブツとぎれないようにしたい方などは気にしたほうがいいでしょう。

とにかく速い回線が欲しければ最大送信速度2Gbpsの「NURO 光」や独自回線の「auひかり」「eo光」「コミュファ光」の中から選ぶことになります。

ですがそれらはエリアが少し狭いです。エリアの範囲内に住んでいる必要があります。

もし「お金を出しても絶対に速度が速い回線が欲しい」という方は10Gbpsプランがおすすめです。プロバイダにもよりますが月額料金は7,000円前後で利用できます。ただし10Gbpsプラン・5Gbpsプランはエリアがとても狭いので必ずエリアを確認する必要があります。

もし本気で速い光回線を使用したいとなれば10Gbpsエリアを事前に確認してエリア内に引っ越しをするべきでしょう。

10Gbpsプランでも「auひかり」は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部地域と関東だけですが少し広いです。

eo光」は大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県のかなり広い範囲で10Gbpsが利用できます。

コミュファ光」も愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の広い範囲と長野県の一部で利用できます。

この3つの10Gbpsプランがおすすめです。