ニュース

SoftBank 光の値上げで1ギガと10ギガの価格差はどこまで縮まる?

PRが含まれています

最終更新日:2026年9月18日

SoftBank 光」の1ギガは、2026年12月以降、月額料金が330円値上げされます。一方、10ギガの料金は据え置きです。

戸建ての実際の支払差は、月額1,210円から880円へ縮まります。集合住宅では、2,750円から2,420円になります。

ただし、すべての利用者が2026年12月から値上げされるわけではありません。また、10ギガでは必須機器の料金もかかるため、基本料金だけで比べると実際の差額を見誤ります。

この記事では、値上げ後の差額を1年・2年・5年で計算します。PayPayカード割や機器代も含めて、1ギガと10ギガのどちらを選ぶべきか整理しました。

※料金は税込です。2026年9月17日時点の公式情報を基にしています。

戸建ては月額880円、集合住宅は2,420円の差

値上げ後は、戸建てなら1日あたり約29円の追加で10ギガを選べます。集合住宅では、1日あたり約80円の追加です。

住居1ギガ・改定前1ギガ・改定後10ギガ改定後の差
戸建て5,720円6,050円6,930円880円
集合住宅4,180円4,510円6,930円2,420円

ここでは、どちらも2年自動更新プランで比較しています。10ギガは、戸建てでも集合住宅でも月額料金が変わりません。

値上げ後は、戸建てで10ギガの割高感が小さくなります。集合住宅では、引き続き1ギガの安さが目立ちます。

戸建ての価格差は約27%縮小する

戸建ての月額差は330円減り、1,210円から880円へ約27.3%縮小します。

比較改定前改定後変化
戸建て1ギガ5,720円6,050円330円値上げ
10ギガ6,930円6,930円変更なし
月額差1,210円880円330円縮小

集合住宅でも差額は330円縮まります。ただし、もともとの差が大きいため、縮小率は12.0%にとどまります。

10ギガそのものが安くなるわけではありません。1ギガだけが値上げされるため、相対的に10ギガを選びやすくなります。

「基本料金の差は330円」でも、支払差は880円

戸建ての基本料金だけを見ると差は330円ですが、毎月の支払差は880円です。

10ギガの月額6,930円には、必須となるホームゲートウェイ(S)のレンタル料550円が含まれます。内訳は、基本料金6,380円と機器料金550円です。

項目戸建て1ギガ10ギガ差額
月額基本料金6,050円6,380円330円
必須機器比較に含めず550円550円
今回比べる月額6,050円6,930円880円

料金表の6,380円だけを見ると、1ギガとの差は小さく感じます。実際の支出を比べるなら、必須機器を含めた6,930円で計算する必要があります。

1年・2年・5年ではいくら違う?

戸建てで10ギガを選ぶ追加負担は、2年間で2万1,120円、5年間で5万2,800円です。

住居月額差1年間2年間5年間
戸建て880円10,560円21,120円52,800円
集合住宅2,420円29,040円58,080円145,200円

値上げ前の戸建てでは、5年間で7万2,600円の差がありました。値上げ後は5万2,800円となり、1万9,800円縮まります。

集合住宅では、5年間で14万5,200円の差が残ります。料金を重視するなら、1ギガを選ぶ理由はまだ十分にあります。

PayPayカード割を使っても差額は変わらない

同じカード割を両プランへ適用すると、戸建ての差はどの支払い方法でも880円です。

支払い方法戸建て1ギガ10ギガ月額差
カード割なし6,050円6,930円880円
PayPayカード5,720円6,600円880円
PayPayカード ゴールド5,500円6,380円880円

通常のPayPayカードなら、どちらも月額330円安くなります。ゴールドなら、どちらも月額550円の割引です。

カード割を使えば毎月の支払額は下がりますが、1ギガと10ギガの差額は変わりません。

なお、PayPayカード ゴールドには年会費がかかります。光回線の追加割引だけを見るのではなく、年会費も含めて得かどうかを判断してください。

値上げの開始日は契約者によって違う

2年・5年の自動更新プランは、2026年12月から一斉に新料金へ変わるわけではありません。

契約改定後料金の適用時期
2年自動更新2026年12月以降に迎える契約満了月の翌月
5年自動更新2026年12月以降に迎える契約満了月の翌月
自動更新なし2026年12月利用分

既存の自動更新契約では、次の契約更新まで旧料金が続く場合があります。その間、戸建ての差は従来どおり月額1,210円です。

自分の料金がいつ変わるかは、My SoftBankの契約更新月で確認できます。「2026年12月」という日付だけを見て判断しないようにしましょう。

月額880円を回収できる使い方とは?

戸建てでは、通信の待ち時間を月35分ほど減らせるなら、月額880円を時間で回収できる計算です。

ここでは、自分の時間を1時間1,500円として試算します。880円を時間に換算すると、約35.2分です。

住居月額差1時間1,500円で換算した時間
戸建て880円約35分/月
集合住宅2,420円約97分/月

大容量ゲームの更新や動画素材のダウンロード、クラウドへのバックアップを頻繁に行う人なら、待ち時間を減らせる可能性があります。

動画視聴やWeb会議が中心なら、1ギガでも十分な場合が多いでしょう。最大速度が10倍になっても、体感速度まで10倍になるとは限りません。

この計算では、回線変更によって実際に短縮できた時間だけを対象にしています。パソコンやWi-Fiが1Gbpsまでしか対応していなければ、10ギガの性能を十分に引き出せません。

10ギガでは回線以外の費用も確認する

月額880円は10ギガへ移るための最低差額であり、環境によっては機器費用が加わります。

10ギガを1台のパソコンで活用するには、10GbE対応のLANポートなどが必要です。複数の機器へ有線で分配するなら、対応するスイッチやケーブルも確認しておきましょう。

  • 10GbE対応のLANポートや増設カード
  • 10ギガ対応のスイッチングハブ
  • Cat6Aなど、配線距離に合ったLANケーブル
  • 高速通信を処理できるSSDやパソコン
  • プラン変更に伴う工事や機器交換

必須のホームゲートウェイ(S)は、先ほどの月額6,930円に含めています。ただし、パソコン側で必要になる機器の費用は含まれていません。

Wi-Fiを中心に使う場合は、端末側の対応規格も確認が必要です。古いスマートフォンやパソコンでは、10ギガへ変更しても速度差を感じにくいことがあります。

戸建てなら10ギガ、集合住宅なら1ギガが正解?

戸建ては10ギガを検討しやすくなりましたが、住居だけで決めるのは早計です。

利用状況向いているプラン理由
Web閲覧や動画視聴が中心1ギガ日常利用では十分なことが多い
大容量データを毎週扱う10ギガ転送待ちを減らせる可能性がある
家族が同時に重い通信を使う10ギガを検討回線全体の帯域に余裕を持てる
端末がすべて1GbE以下1ギガを優先機器が速度の上限になりやすい
集合住宅で料金を優先1ギガ5年間で14万5,200円の差がある

戸建てで月額880円の差なら、速度を重視する人には検討しやすい金額です。ただし、用途が軽ければ、その880円も余計な支出になります。

集合住宅では差額が大きいため、10ギガを選ぶなら、どんな作業で必要なのかを具体的に考えたほうがよいでしょう。まずは1ギガで困っている原因を確認してから判断する方法もあります。

今回の比較から分かる独自ポイント

値上げ後の本当の変化は、10ギガの値下げではなく、戸建てだけが「月1,000円未満の上位プラン」になることです。

  1. 基本料金差330円ではなく、必須機器込みの支払差880円で比べる必要がある
  2. PayPayカード割を両方へ入れても、戸建ての差は880円のまま変わらない
  3. 値上げ後の差額を時間へ直すと、戸建ては月約35分の短縮が判断基準になる
  4. 戸建ては差が約27%縮む一方、集合住宅は約12%しか縮まらない
  5. 既存契約者は更新月まで旧料金が続き、同じ時期でも差額が異なる

同じSoftBank 光でも、住居や契約更新月によって負担額は変わります。広告に書かれた月額料金だけでなく、自分の値上げ時期と宅内機器まで確認しておきましょう。

よくある質問

戸建てでは10ギガが選びやすくなりますが、値上げだけを理由に急いで変更する必要はありません。

1ギガと10ギガの価格差はいくらですか?

値上げ後は、戸建てで月額880円、集合住宅で月額2,420円です。2年自動更新プラン同士で比較しています。

10ギガの基本料金は6,380円ではありませんか?

基本料金は6,380円です。ただし、必須機器のレンタル料550円を加えると、月額利用料は6,930円になります。

PayPayカードで払うと差はさらに縮まりますか?

縮まりません。同じ種類のカード割を両プランに適用すると、戸建ての差は880円のままです。

既存利用者も2026年12月から値上げですか?

自動更新プランは一斉に値上げされるわけではありません。2026年12月以降に迎える契約満了月の翌月から、新料金が適用されます。

10ギガなら通信速度は必ず10倍になりますか?

必ず10倍になるわけではありません。回線の混雑、接続先、Wi-Fi、LANポート、パソコンの性能などによって実測速度は変わります。

まとめ

SoftBank 光」の値上げ後、戸建ての1ギガと10ギガの差は月額880円まで縮まります。

改定前の1,210円から330円縮まり、差の縮小率は約27.3%です。5年間の追加負担も、7万2,600円から5万2,800円へ減ります。

集合住宅では、月額2,420円、5年間で14万5,200円の差があります。料金を優先するなら、1ギガが有力です。

戸建てで大容量データを頻繁に扱うなら、10ギガを以前より検討しやすくなりました。日常利用が中心なら、値上げ後も1ギガで十分な可能性があります。

関連ページ

値上げの背景と回線選びは、次の記事とあわせて確認できます。

出典