光回線

光回線工事はどこまで家の中に入る?作業場所・工事範囲・立ち会い前の準備を解説

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最終更新日:2026年8月19日

光回線の開通工事を予約したものの、「工事担当者は寝室まで入るのか」「家中を片付ける必要があるのか」と不安に感じる人もいるでしょう。

光回線の工事担当者が入るのは、基本的に光ファイバーの通り道と、光コンセント・ONUを設置する場所までです。

リビングに光コンセントを設置するなら、通常は玄関からリビングまでが主な作業範囲です。ただし、電話線用配管の出口が寝室にある、情報分電盤が収納内にある、エアコンダクトから引き込むといった住宅では、リビング以外の部屋に入ることもあります。

また、光回線の工事に「光ファイバーを引き込む作業」は含まれても、Wi-Fi設定や各部屋へのLAN配線まで含まれるとは限りません。

この記事では、光回線工事の担当者が家のどこまで入るのか、戸建て・マンション別の作業範囲、工事前に片付ける場所、穴あけを避けるための確認事項を解説します。

工事の状況担当者が入る可能性がある場所
無派遣工事担当者は訪問しない
戸建ての新規工事建物外周、引き込み口、配線経路、光コンセントを設置する部屋
マンションの新規工事MDF室などの共用部、玄関付近の配管、光コンセントを設置する部屋
既存設備を利用する派遣工事既存の光コンセントやONUがある部屋
有料の設定サポートも依頼ルーター、パソコン、テレビなどを設置する部屋

実際の作業場所は、回線事業者、建物設備、配管の状態、希望する設置位置によって変わります。

光回線の工事担当者はどこまで家の中に入る?

工事担当者が家の中へ入る範囲は、「光ファイバーを通すために確認が必要な場所」と「回線機器を設置する場所」で決まります。

光回線工事だからといって、担当者がすべての部屋を確認するわけではありません。配線と関係のない部屋へ入る必要は通常ありません。

光コンセントを設置する部屋には入る

派遣工事では、少なくとも光コンセントを設置する部屋へ工事担当者が入ります。

光コンセントとは、屋外や共用部から引き込んだ光ファイバーと、ONUなどの機器を接続するための室内側の接続口です。

一般的には次のような場所へ設置されます。

  • リビングの電話端子付近
  • テレビ台やルーターを置く場所の近く
  • 書斎や仕事部屋
  • 既存の情報コンセント付近
  • 情報分電盤や弱電盤の周辺
  • 電話線用配管やエアコンダクトの出口付近

工事担当者は設置場所を確認し、必要に応じて光ファイバーの入線、光コンセントの取り付け、ONUとの接続、信号確認などを行います。

光ファイバーの通り道にある部屋へ入る場合がある

希望する設置場所とは別の部屋に配管の入口や点検口がある場合、その部屋にも入る可能性があります。

例えば、リビングにONUを置きたくても、電話線用配管の出口が寝室にしかない場合があります。収納内に情報分電盤がある住宅では、配線を通すために収納を開けることもあります。

工事担当者が確認する可能性がある場所は次のとおりです。

  • 電話線やアンテナ線の端子周辺
  • エアコンの配管穴周辺
  • 情報分電盤や弱電盤の内部
  • 配管へ通じる収納スペース
  • 光ファイバーを通す壁面
  • ONU・ホームゲートウェイの設置予定場所

どの部屋へ入る可能性があるか不安な場合は、作業を始める前に予定経路を説明してもらいましょう。

寝室に入るかどうかは配線経路で決まる

寝室へ入られたくない場合でも、寝室に配管の出口や設置予定場所があると、工事上必要になる可能性があります。

反対に、玄関からリビングまでの範囲で配線と機器設置が完結するなら、寝室へ入る必要は通常ありません。

寝室へ入られたくない場合は、工事当日に断るだけでなく、次の代替案を考えておくとスムーズです。

  • リビング側の電話線用配管を利用する
  • リビングのエアコンダクトから引き込む
  • 玄関付近に光コンセントを設置する
  • 別の部屋にONUを設置し、LANケーブルで延長する
  • 既存の宅内LAN配線を利用する

ただし、建物構造や配管の状態によっては、希望する経路を利用できません。立ち入りを断った結果、工事を完了できないこともあります。

無派遣工事なら担当者は家に入らない

既存の光ファイバーや光コンセントを再利用できる場合は、工事担当者が訪問しない「無派遣工事」になることがあります。

無派遣工事では、回線事業者から送られてきたONUやルーターを利用者が接続します。担当者が家に入ることはありません。

ただし、壁に光コンセントがあるだけで、必ず無派遣工事になるわけではありません。

  • 以前利用していた回線の種類
  • 申し込んだ回線事業者
  • 1ギガ・10ギガなどの契約プラン
  • 設備の登録状況
  • 光ファイバーや光コンセントの状態
  • 回線設備の変更が必要か

これらの条件によっては、既存の光コンセントがあっても派遣工事が必要です。

光コンセントがある場合の工事可否については、光回線が引けない・工事できない理由でも解説しています。

光回線工事では家の中で何をする?

標準的な光回線工事の中心は、光ファイバーの引き込みと光コンセントの設置であり、家全体のネットワーク工事ではありません。

戸建ての一般的な工事は、次の順番で進みます。

  1. 近くの電柱や地下設備から建物まで光ファイバーを引く
  2. 外壁に引留金具などを取り付ける
  3. 電話線用配管やエアコンダクトから室内へ引き込む
  4. 希望場所まで光ファイバーを通す
  5. 室内に光コンセントを設置する
  6. ONUやホームゲートウェイを接続する
  7. 光信号や回線の開通状態を確認する

ただし、ONUの設置やルーター設定を誰が行うかは事業者によって異なります。例えば、auひかりは標準的な宅内工事の範囲を光ファイバーの引き込みと光コンセントの設置としており、ONUや端末の接続は利用者が行うと案内しています。

作業内容標準工事に含まれる可能性注意点
屋外からの光ファイバー引き込み含まれる建物や電柱の状況で工事できない場合がある
既存配管への入線含まれる配管の詰まりや破損で利用できない場合がある
光コンセントの設置含まれる設置位置は現地判断で変更される場合がある
ONUの接続事業者・工事内容による利用者が接続する事業者もある
ルーターの設定通常は含まれない有料設定サポートの対象になる場合がある
パソコン・スマートフォンのWi-Fi設定通常は含まれない利用者自身で行うことが多い
各部屋へのLANケーブル配線通常は含まれない別途、電気工事業者や有料オプションへ依頼する
家具の大規模な移動通常は含まれない工事前に利用者が移動しておく

光ファイバーはどこから家の中へ入る?

光ファイバーの引き込みでは、既存の電話線用配管、エアコンダクト、新しい貫通穴の順に検討されるのが一般的です。

実際に利用できる経路は、現地調査や工事当日の確認で決まります。

電話線用の配管を利用する

既存の電話線用配管を利用できれば、新しい穴を開けずに光ファイバーを引き込めます。

外壁側の引き込み口から、室内の電話端子付近まで配管がつながっている住宅では、この配管に光ファイバーを通します。

ただし、配管が次のような状態だと利用できない場合があります。

  • 途中で潰れている
  • 曲がりが多い
  • 既存ケーブルで空きがない
  • 配管が途中で途切れている
  • 呼び線がなく、光ファイバーを通せない
  • 希望する部屋まで配管がつながっていない

エアコンダクトを利用する

電話線用配管を使えない場合は、エアコン配管用の穴から光ファイバーを入れる方法があります。

既存の穴を利用するため、壁を新しく貫通させずに済む可能性があります。ただし、配管穴に余裕がない、防水処理を維持できない、室外機の位置から光ファイバーを引けないといった場合は利用できません。

エアコンダクトを利用すると、エアコン付近から光コンセントまで室内を露出配線することがあります。

壁に新しい穴を開ける

既存配管やエアコンダクトを利用できないと、利用者の了承を得たうえで壁への穴あけを提案される場合があります。

NTT東日本は、住宅の状況によって約10mmの穴を開けて光ケーブルを引き込むケースがあると案内しています。auひかりも、既設の引き込み口がない場合に直径10mmの壁貫通を行うことがあります。

穴あけでは、貫通穴だけでなく、外壁へケーブルや部材を固定するためのビス留めが必要になる場合もあります。

次の内容を確認せず、その場ですぐに了承しないようにしてください。

  • 穴を開ける正確な位置
  • 穴の直径と数
  • 外壁へのビス留めの有無
  • 防水処理の方法
  • 退去時の撤去・原状回復方法
  • 追加料金の有無
  • 管理会社や所有者の許可範囲

戸建ての光回線工事はどこまで入る?

戸建てでは、建物外周から引き込み口を確認したあと、配線経路と光コンセントの設置場所まで入るのが基本です。

工事担当者が確認する可能性がある場所は次のとおりです。

  • 電柱から建物までの引き込み経路
  • 外壁の電話線引き込み口
  • エアコンの配管穴
  • 電話端子がある部屋
  • 情報分電盤
  • ONUとルーターの設置予定場所
  • 電源コンセントの位置

2階に光コンセントを設置する場合は、2階の設置予定部屋へも入ります。外壁側から直接2階へ引き込めるとは限らず、建物の高さ、電柱との位置関係、安全な作業スペースなどによって工法が変わります。

新築住宅で引き込み経路を事前に用意する方法は、新築で10ギガ光回線を使うために準備することで詳しく解説しています。

マンション・アパートの光回線工事はどこまで入る?

集合住宅では、MDF室などの共用設備と、共用部から各部屋までの配線経路の両方で作業が必要になる場合があります。

光配線方式の代表的な流れは次のとおりです。

  1. MDF室などの共用部にある設備を確認する
  2. 共用部から住戸までの棟内配管へ光ファイバーを通す
  3. 玄関付近や電話端子付近から室内へ引き込む
  4. 室内に光コンセントを設置する
  5. ONUなどを接続して開通を確認する

共用部のMDF室が施錠されている場合は、管理会社やオーナーへ工事日を伝え、解錠を依頼する必要があります。工事担当者が到着してもMDF室へ入れなければ、工事を完了できない可能性があります。

VDSL方式・LAN配線方式は工事内容が異なる

マンションでは、すべての住戸まで光ファイバーを通すとは限らず、建物の配線方式によって室内作業が変わります。

配線方式共用部から住戸まで室内で確認されやすい場所
光配線方式光ファイバー光コンセント、配管出口、ONU設置場所
VDSL方式電話線電話端子、VDSLモデム設置場所
LAN配線方式LANケーブルLAN端子、ルーター設置場所

自宅の配線方式が分からない場合は、自分のマンションが光配線方式か調べる方法を確認してください。

マンションで戸建てタイプを引く場合は立ち入り範囲が増えやすい

マンションで戸建てタイプを個別に引き込む場合は、外壁、ベランダ、共用部、室内の設置場所を確認する可能性があります。

既存のマンション設備を利用する工事より、確認範囲が広くなる傾向があります。外壁への金具設置、ビス留め、穴あけ、共用部への配線を伴う可能性があるため、管理会社やオーナーの許可が必要です。

詳しい条件は、マンションで戸建てタイプを契約できる条件で解説しています。

光コンセントの場所は自分で指定できる?

光コンセントの希望場所は伝えられますが、建物構造や配管の状態によっては希望どおりに設置できません。

工事担当者は、次の条件を確認して設置場所を判断します。

  • 利用できる配管があるか
  • 光ファイバーの許容範囲内で曲げられるか
  • 外壁から引き込みやすいか
  • 光コンセントを固定できる壁か
  • ONUやルーター用の電源を確保できるか
  • 作業と保守を行えるスペースがあるか

希望場所を1カ所だけに決めると、配管を利用できなかった場合に判断できなくなります。「第一希望はリビング」「難しければ書斎」「穴あけが必要なら工事を止めて相談」のように、優先順位を決めておくと安心です。

光コンセントとWi-Fiルーターの最適な場所は同じとは限らない

光ファイバーを引き込みやすい場所が、家全体へWi-Fiを飛ばしやすい場所とは限りません。

例えば、光コンセントを建物の端にある玄関へ設置すると工事は簡単でも、反対側の部屋でWi-Fiが弱くなる可能性があります。

希望場所まで光ファイバーを引けない場合は、次の構成も検討できます。

  • ONUは引き込みやすい場所へ設置する
  • ONUからルーターまでLANケーブルで接続する
  • 各部屋へ壁内LAN配線を用意する
  • 中央付近にWi-Fiアクセスポイントを設置する
  • 複数階では有線接続したアクセスポイントを各階へ設置する

光回線工事と宅内LAN工事を分けて考えることが、通信速度と工事のしやすさを両立するポイントです。

光回線工事の前にどこまで片付ける?

家全体を大掃除する必要はなく、玄関から作業場所までの通路と、配線・機器設置場所の周辺を片付ければ十分です。

片付ける場所準備する内容
玄関から設置予定部屋まで工具やケーブルを持って安全に移動できる通路を確保する
電話端子・光コンセント周辺家具や荷物を移動し、壁面を確認できるようにする
エアコン周辺ダクトを利用する可能性がある場合は足元を片付ける
情報分電盤・収納扉を開け、内部や周辺へアクセスできるようにする
ONU・ルーター設置場所機器を置くスペースと電源コンセントを確保する
ベランダ・建物外周室外機周辺や引き込み予定位置の障害物を移動する

工事場所の近くにテレビやパソコンなどの壊れやすい機器がある場合は、事前に移動するか、移動できないことを担当者へ伝えてください。

また、次のものは作業範囲から離れた場所へ移しておくと安心です。

  • 現金や貴金属
  • 契約書や個人情報を含む書類
  • 割れやすい置物
  • 子どもの手が届く工具や小物
  • ペット用品や倒れやすいケージ

犬や猫がいる場合は、作業中だけ別室やケージへ移します。玄関や窓を開けて作業する可能性があるため、ペットの脱走にも注意してください。

賃貸住宅では管理会社の許可を取る

賃貸住宅では、穴あけだけでなく、外壁へのビス留めや光キャビネットの取り付けについても許可を確認してください。

「穴を開けなければ許可不要」とは限りません。次の作業が建物への変更と判断される場合があります。

  • 外壁への引留金具の設置
  • ケーブルを固定するビス留め
  • 光キャビネットの取り付け
  • 壁への貫通穴
  • 共用配管やMDF室の利用
  • 共用廊下やベランダへの露出配線

管理会社へ確認するときは、「インターネット工事をしてよいですか」だけでなく、次のように具体的に伝えます。

光回線を導入する予定です。既存の電話線用配管またはエアコンダクトを優先しますが、外壁への金具・ビス留めや直径約10mmの穴あけが必要になる可能性があります。MDF室の解錠を含め、許可される工事範囲を確認したいです。

口頭だけでなく、メールなど記録が残る方法で許可を得ておくと、退去時のトラブルを防ぎやすくなります。

工事担当者が来たら最初に確認すること

作業開始前に「配線経路・入る部屋・穴あけ・設置場所・作業の終了地点」の5項目を確認してください。

確認項目確認する内容
光ファイバーをどこから引き込むか電話線用配管、エアコンダクト、新規穴あけのどれを使うか確認します。
どの部屋へ入るか作業に必要な部屋と確認場所を聞きます。
穴あけやビス留めをするか外壁と室内壁の両方を確認します。
光コンセントをどこへ設置するか壁面上の正確な位置を確認します。
どこまで接続してもらえるかONU、ルーター、パソコンのどこまでが工事範囲か確認します。

特に重要なのは、「穴あけが必要になったら、作業する前に必ず声をかけてください」と伝えることです。

工事担当者へ判断をすべて任せると、光ファイバーは最短経路で引けても、ONUやルーターを使いにくい場所へ設置される可能性があります。

工事当日に立ち会う人の条件

契約者本人でなくても立ち会える場合がありますが、設置場所や配線、家具移動、穴あけについて判断できる人が必要です。

NTT東日本は本人または代理人の立ち会いを案内しています。NURO 光も、ONUの設置場所を決定できる人、または決定できる人と連絡が取れる人の立ち会いを求めています。

代理人へ任せる場合は、次の内容を共有しておきましょう。

  • 光コンセントの第一希望と第二希望
  • 入ってよい部屋
  • 移動してよい家具
  • 穴あけやビス留めを許可するか
  • 管理会社から許可された工事範囲
  • 追加料金が発生した場合の判断方法
  • 契約者へ連絡できる電話番号

「詳しいことは分からないので、すべて工事担当者へ任せる」という人だけが立ち会うと、工事を中断・延期する可能性があります。

光回線工事でよくある勘違い

「光回線工事を申し込めば家中のインターネット環境が完成する」とは限りません。

よくある勘違い実際の考え方
家中の部屋を確認される基本的には配線経路と機器設置場所だけ
光コンセントがあれば工事担当者は来ない設備確認やプラン変更で派遣工事になる場合がある
工事担当者がWi-Fiまで設定してくれる利用者設定または有料サポートになる場合が多い
希望した場所へ必ずONUを置ける配管や建物構造によって設置できない場合がある
賃貸でも穴を開けなければ許可不要ビス留めや共用設備の利用にも許可が必要な場合がある
工事費無料なら追加工事もすべて無料特殊な配線や設定サポートは別料金になる場合がある

工事費無料の適用条件については、工事費無料の光回線を比較した記事も参考にしてください。

光回線工事についてよくある質問

家が汚くても光回線工事はできますか?

家全体を片付ける必要はありませんが、玄関から作業場所までの通路と、配線・機器設置場所の周辺は空けてください。

担当者が安全に移動できない、壁や端子を確認できない、家具を移動しないと作業できない状態では、工事を完了できない可能性があります。

工事担当者はクローゼットや収納の中も見ますか?

情報分電盤や配管の点検口が収納内にある場合は、収納を開けることがあります。

配線と関係のない収納を確認する必要は通常ありません。見られたくないものは別の場所へ移し、情報分電盤の周辺だけ空けておきましょう。

工事中に別の部屋で待っていてもよいですか?

別室で待つことはできますが、配線経路や設置場所の確認を求められたときに、すぐ対応できる状態にしてください。

穴あけや設置位置の判断を伴うため、完全に担当者任せにするのは避けたほうが安全です。

工事中に外出できますか?

立ち会い工事では、作業が終わるまで外出しないことをおすすめします。

現地で予定していた配管を使えず、別経路や穴あけの判断が必要になる場合があります。

穴あけを断ることはできますか?

穴あけを断ることはできますが、ほかに利用できる引き込み経路がなければ工事できない可能性があります。

電話線用配管、エアコンダクト、既存穴、別の設置場所などを検討しても引き込めない場合は、工事延期や申し込みキャンセルを判断します。

工事担当者に各部屋までLANケーブルを配線してもらえますか?

各部屋へのLAN配線は、通常の光回線開通工事には含まれません。

回線事業者の有料配線メニューを利用するか、電気工事業者へ別途依頼します。10ギガ回線で壁内LAN配線を新設する場合は、ケーブル、端子、パッチパネルまでCat6A対応で統一する方法が基本です。

まとめ

光回線の工事担当者が入るのは、基本的に光ファイバーの配線経路と、光コンセント・ONUを設置する場所までです。

リビングだけで工事が完結する住宅もあれば、寝室の電話端子、収納内の情報分電盤、ベランダ、マンションのMDF室などを確認する住宅もあります。

工事前には家全体を掃除するのではなく、次の場所を優先して片付けましょう。

  • 玄関から設置予定場所までの通路
  • 電話端子と光コンセントの周辺
  • エアコンダクトの周辺
  • 情報分電盤や収納の周辺
  • ONU・ルーターを置く場所
  • 建物外周やベランダの引き込み予定位置

工事当日は、作業を始める前に配線経路、入る部屋、穴あけ・ビス留め、光コンセントの位置、ONUやルーターの接続範囲を確認してください。

「どこまで家に入るか」は部屋数ではなく、屋外からONUまで光ファイバーがどの経路を通るかで決まります。

参考資料