10Gbps回線を選ぶ

1ギガ→10ギガは「乗り換え」と「同じ会社で変更」どちらがお得?

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最終更新日:2026年9月16日

光回線を1ギガから10ギガへ変える方法は、大きく2つあります。

今の会社で10ギガへ変更する方法と、別の光回線へ乗り換える方法です。

乗り換えでは、高額なキャッシュバックを受けられる場合があります。

ただし、今の回線の工事費残債や解約費用を引くと、必ず得になるとは限りません。

同じ会社で変更すれば手続きは少なく済みやすい一方、新規契約向けの特典を使えない場合があります。

手続きをできるだけ減らしたいなら同じ会社で変更し、2年・3年の総額や回線品質まで見直したいなら乗り換えも含めて比較するのが基本です。

この記事では、工事費、解約費用、キャンペーン、固定電話、ネットが使えない期間まで比較します。

※料金やキャンペーンは変わる場合があります。申し込み前に公式サイトで最新条件を確認してください。

1ギガから10ギガへ変更する3つの方法

具体的には、「同じ会社で変更」「光コラボ間で乗り換え」「独自回線へ乗り換え」の3つに分けて考えると分かりやすいです。

変更方法具体例主な手続き工事旧回線の解約
同じ会社で変更ドコモ光1ギガ→10ギガなど速度・料金プラン変更必要な場合あり原則不要
光コラボ間で乗り換え他社光コラボ1ギガ→ドコモ光10ギガなど事業者変更+品目変更必要な場合あり切り替え時に終了することが多い
独自回線へ乗り換え光コラボ→NURO光・auひかりなど新規契約+旧回線解約原則新規工事自分で手続きする

同じ会社でも、マイページでプランを変えるだけでは終わらない場合があります。

1ギガと10ギガでは、ONUやホームゲートウェイなどが変わることがあるためです。

無派遣工事で済む場合もあれば、作業員が訪問する場合もあります。

具体的な手順は、1ギガから10ギガに変更する手順でも解説しています。

基本は同じ会社で変更、差が大きければ乗り換えを比較

今の回線に大きな不満がなく、変更工事の負担も小さいなら、まず同じ会社の10ギガを確認すると判断しやすくなります。

重視すること候補理由
手続きを減らしたい同じ会社解約・再契約を減らしやすい
ネット停止を避けたい同じ会社切り替え工事で進む場合がある
スマホセット割を維持したい同じ会社割引条件を変えずに済みやすい
高額特典を使いたい乗り換え新規・乗り換え特典を使える場合がある
今の回線品質に不満がある別回線回線網やプロバイダーを変えられる
長期の料金を下げたい総額比較短期割引だけでは判断できない
引っ越す可能性がある残債が少ない方法途中解約時の負担を抑えやすい

同じ会社でも、10ギガ変更者向けの特典が用意される場合があります。

既存利用者でも特典を受けられる場合があるため、対象条件を確認しておきましょう。

  • 1ギガから10ギガへの変更特典
  • 他社からの乗り換え特典
  • 10ギガ新規契約特典

この3種類は分けて確認すると、条件を比較しやすくなります。

同じ会社で10ギガへ変更するメリット

同じ会社で変更する最大のメリットは、解約や再契約に伴う費用と手続きを減らしやすいことです。

現在の回線を先に解約しなくてよい

通常は、1ギガを解約してから10ギガを新規契約する必要はありません。

契約を維持したまま変更できれば、2回線分の料金が重なる期間も抑えやすくなります。

ただし、契約内容によっては形式上「廃止・新設」になる場合があります。

契約番号を引き継げるか、請求が重ならないかを確認してください。

解約費用や工事費残債を避けやすい

別会社へ移らなければ、現在の回線を解約したときにかかる費用を避けられる場合があります。

特に注意したいのが、「工事費実質無料」で契約している場合です。

「実質無料」では、工事費を分割で請求し、同額を毎月割り引く仕組みがよく使われます。

途中で解約すると割引が終わり、残りの工事費が請求される場合があります。

ただし、同じ会社での速度変更でも、残債が必ず消えるとは限りません。

残債を引き継ぐのか、一括で払うのかを確認してください。

関連:光回線の工事費残債とは?

スマホセット割を維持しやすい

家族でスマホセット割を使っている場合、光回線の料金差より、スマホ割の差のほうが大きくなることがあります。

たとえば家族4回線で、1回線あたり月額1,100円の割引を失うとします。

世帯全体では月額4,400円、24カ月で105,600円の差です。

キャッシュバックが5万円あっても、セット割の減少が10万円を超えれば、世帯全体では高くなります。

比較するときは、光回線だけでなく家族全体の通信費で考えてください。

家族4人での総額は、10ギガ光回線はスマホセット割で選ぶと本当に得?家族4人の3年総額を比較でも確認できます。

光電話やテレビを継続しやすい

光電話やテレビを使っている家庭では、同じ会社で変更したほうが移行手続きを進めやすい傾向があります。

ただし、1ギガと10ギガで使えるサービスが同じとは限りません。

ホームゲートウェイ交換や追加工事が必要になる場合があります。

固定電話番号を引き継ぐなら、移行前に現在の回線を解約しないでください。

同じ会社で10ギガへ変更するデメリット

大きなデメリットは、新規契約や他社への乗り換え向けの高額特典を使えない場合があることです。

新規契約向け特典の対象外になりやすい

広告にある「最大○万円還元」は、新規契約だけが対象の場合があります。

同じ会社で10ギガへ変える場合、次の特典を使えないことがあります。

  • 新規契約キャッシュバック
  • 他社違約金負担
  • 新規工事費実質無料
  • 代理店限定キャッシュバック
  • 新規契約者向け月額割引

一方、1ギガから10ギガへの変更専用特典が用意されることもあります。

新規特典だけでなく、変更者向けキャンペーンも確認してください。

回線品質の問題が残ることがある

今の遅さが回線やプロバイダーの混雑による場合、同じ会社で10ギガへ変えても期待どおり改善しないことがあります。

10ギガは最大速度が高いサービスで、常に10Gbps出るわけではありません。

次の問題は、速度プランを変えるだけでは直らない場合があります。

  • Wi-Fiの電波が弱い
  • ルーターが古い
  • LANポートが1Gbpsまで
  • マンションの配線方式が遅い
  • 接続先サーバーが遅い
  • ゲームサーバーまでの経路が遠い
  • PCやSSDが遅い

まずは「回線」「LAN」「Wi-Fi」「端末」のどこに原因があるのか、切り分けて確認しましょう。

別の会社へ乗り換えるメリット

乗り換えでは、キャンペーンだけでなく、月額料金、スマホ割、回線網、ルーター条件までまとめて見直せます。

乗り換えキャンペーンを使える

旧回線の解約費用を補償する特典やキャッシュバックを使えれば、初期負担を減らせます。

ただし、表示されている金額だけで判断するのは避けましょう。

確認項目注意点
申込区分新規・転用・事業者変更すべてが対象とは限らない
過去の利用歴再契約や同一住所が対象外の場合がある
申請方法開通後に別途手続きが必要な場合がある
有料オプション最大額には追加契約が必要な場合がある
違約金負担工事費残債や撤去費が対象外の場合がある
受取時期受取前に解約すると対象外になる場合がある

関連:光回線を違約金を払わずに乗り換える手順

キャッシュバックの受取時期は、光回線キャッシュバックの受取時期比較でも確認できます。

通常月額を下げられることがある

2年以上使うなら、一度だけのキャッシュバックより、毎月続く料金差のほうが大きくなる場合があります。

たとえば月額700円安ければ、24カ月で16,800円、36カ月で25,200円の差です。

ただし、ルーターレンタルや光電話の費用も含めて比較してください。

長期間の総額は、10ギガ光回線は1年目だけ安い?3年使ったときの総額比較も参考になります。

別系統の回線へ変えられる

光コラボから独自回線へ変えれば、料金だけでなく、使う回線設備も変えられる場合があります。

光コラボはNTTの回線設備を利用します。

一方、NURO光、auひかり、eo光、コミュファ光などは、地域やプランによって異なる回線網を使います。

現在の回線が夜だけ遅くなるなら、別系統の回線を比較するのも一つの方法です。

ただし、乗り換え後の速度を事前に保証することはできません。

関連:光コラボから独自回線へ乗り換える手順

別の会社へ乗り換えるデメリット

乗り換えでは、新しい回線の費用に加えて、今の回線を解約するための費用や手続きも発生します。

旧回線の解約費用がかかる

契約解除料が0円でも、工事費残債や解約月の料金が残る場合があります。

  • 契約解除料
  • 工事費残債
  • 解約月の月額料金
  • 撤去工事費
  • 機器返送費
  • レンタル機器の未返却費
  • 光電話・テレビの終了費用

「違約金0円」だけを見て、解約費用も0円だと思わないようにしてください。

電話やテレビへの影響は、10ギガへ変更すると光電話・テレビはどうなる?で確認できます。

回線料金が一時的に重複する

ネットを使えない期間を避けるなら、新しい回線が開通してから旧回線を解約するのが安全です。

そのため、数日から1カ月ほど2回線分の料金が重なる場合があります。

在宅勤務や配信でネット停止を避けたいなら、この重複分は必要経費として見込んでおく方法もあります。

提供エリア内でも工事できないことがある

10ギガの提供エリア内でも、建物や配管の状況によって工事できない場合があります。

マンションでは、住所検索で利用可能でも、部屋まで引き込めないことがあります。

賃貸で穴あけやビス留めが必要なら、管理会社や大家の許可も必要です。

工事可否が確定する前に、旧回線を解約しないでください。

同じ会社と乗り換えを7項目で比較

キャッシュバックだけでなく、工事、解約費用、回線停止などを含めて比較してください。

比較項目同じ会社乗り換え
変更工事必要な場合あり必要な場合あり
旧回線解約原則不要必要
工事費残債継続・免除の可能性一括請求の可能性
キャンペーン変更特典が中心新規・乗り換え特典が中心
ネット停止短くしやすい重複・空白期間の可能性
電話・テレビ継続しやすい傾向移行確認が必要
回線品質同じ系統のままになりやすい別系統へ変えられる場合あり

本当に安いほうを24カ月総額で計算する

どちらが安いかは、広告のキャッシュバック額ではなく、同じ期間で実際に支払う総額で判断します。

24カ月総額は、次のように考えます。

  • 24カ月総額=月額料金×24+初期費用+機器・オプション+旧回線解約費用+重複料金-特典-セット割
項目同じ会社乗り換え
10ギガ月額必要必要
工事費必要必要
事務手数料会社による必要な場合が多い
現在の工事費残債扱いを確認確認必須
契約解除料原則不要確認
重複料金発生しにくい発生する場合あり
ルーター料金必要必要
特典変更特典新規・乗り換え特典
スマホセット割維持確認前後の差を計算

架空の条件で総額を比較

高額キャッシュバックがあっても、解約費用やセット割まで入れると、同じ会社のほうが安い場合があります。

以下は、計算方法を分かりやすくするための架空例です。

費用同じ会社乗り換え
10ギガ月額×24カ月144,000円136,800円
工事費・事務手数料3,300円6,600円
旧回線解約費用0円18,000円
重複料金0円5,500円
ルーター13,200円0円
特典-15,000円-40,000円
セット割減少0円24,000円
24カ月総額145,500円150,900円

この例では、月額料金と特典だけを見ると乗り換えのほうが有利です。

ところが、解約費用とセット割の減少まで含めると、同じ会社のほうが5,400円安くなります。

残債がなく、セット割も変わらず、通常月額も安いなら、乗り換えのほうが有利になります。

機器まで含む総額は、10ギガ光回線の料金は高い?必要機器を含めた総額も参考にしてください。

キャッシュバックより損益分岐点を見る

乗り換えで増える費用を、毎月の料金差で何カ月後に回収できるかを見ると判断しやすくなります。

乗り換え時に30,000円かかり、毎月800円安くなるとします。

  • 30,000円÷800円=37.5カ月

料金差だけなら、回収まで約38カ月かかります。

2年以内に引っ越す予定なら、回収前に解約する可能性があります。

3万円のキャッシュバックを確実に受け取れるなら、その分だけ回収までの期間は短くなります。

ただし、最大額ではなく、自分が受け取れる金額で計算してください。

受取時期を含めて比べたい場合は、光回線キャッシュバックの受取時期比較も確認してください。

10ギガへ変更する前に機器代も確認する

回線だけ10ギガにしても、途中に1Gbps機器が残っていれば、その区間では1Gbpsを超えられません。

変更前に確認したい機器は次のとおりです。

  • 10ギガ対応ONU・ホームゲートウェイ
  • 10Gbps対応WANポート付きルーター
  • 2.5GbE・10GbE対応LANポート
  • Cat6A以上のLANケーブル
  • 必要なら10GbE LANカード
  • 複数台なら10GbEスイッチ

家中すべてを10ギガ化する必要はありません。

大容量データを扱うPCやNASだけを2.5GbE・10GbEにする方法もあります。

詳しくは、10ギガ光回線に変更するときに必要な機器一覧を確認してください。

同じ会社で変更したほうがよい人

今の回線に大きな不満がなく、解約費用や手続きを増やしたくない人には、同じ会社での変更が向いています。

  • 今の会社に10ギガプランがある
  • 工事費残債が残っている
  • スマホセット割を維持したい
  • 光電話番号を継続したい
  • テレビサービスを継続したい
  • プロバイダーメールを使っている
  • ネット停止を避けたい
  • 変更専用キャンペーンを使える
  • 今の通信品質に不満がない

別の会社へ乗り換えたほうがよい人

今の料金や通信品質に不満があり、解約費用を含めても2年・3年の総額が安くなるなら、乗り換えを検討する価値があります。

  • 今の会社に10ギガがない
  • 現在の住所が10ギガ対象外
  • 乗り換え特典の条件を満たせる
  • 工事費残債がない
  • 解約費用が少ない
  • 乗り換え先の通常月額が安い
  • スマホセット割を維持できる
  • 別の回線網を試したい
  • 新回線開通まで旧回線を維持できる

乗り換えも候補に入るなら、今の会社だけで決めず、他社10ギガも同じ条件で比べてください。

料金、提供エリア、工事条件、ルーターまでまとめて比較すると選びやすくなります。

10ギガ光回線おすすめ8社を料金・提供エリアから比較する

1ギガから10ギガへ変更する前の確認手順

最初に今の解約費用を調べ、そのあと同じ会社と乗り換え先を同じ条件で比較すると判断しやすくなります。

手順確認すること
1現在の会社と候補会社で10ギガの提供可否を調べる
2契約解除料、工事費残債、撤去費を確認する
3同じ会社の変更特典を確認する
4乗り換え特典の対象区分を確認する
5スマホ割、電話、テレビ、メールを確認する
6ルーター、LAN、ケーブルを確認する
724カ月・36カ月総額を計算する
8新回線の開通後に旧回線を解約する

申し込み前にサポートへ確認したいこと

料金表だけでは分からない条件は、申し込み前にサポートへ確認しておきましょう。

  • 1ギガから10ギガへの変更工事費
  • 派遣工事か無派遣工事か
  • 現在の工事費残債の扱い
  • 契約期間や更新月の扱い
  • ネットが使えない時間の有無
  • 固定電話番号を引き継げるか
  • テレビサービスを継続できるか
  • スマホセット割が継続するか
  • ONUやルーター交換の有無
  • 自分が受け取れる特典額
  • 特典の申請時期と受取時期

1ギガから10ギガへの変更でよくある質問

同じ会社なら工事なしで変更できますか?

同じ会社でも、1ギガと10ギガで設備や機器が異なるため、工事が必要になる場合があります。

設備の状況によって、無派遣工事か訪問工事になります。

光コラボ同士なら工事なしで10ギガへ移れますか?

事業者変更でも、1ギガから10ギガへ速度を変える場合は工事が必要になることがあります。

乗り換え先には、「事業者変更と同時に10ギガへ変更したい」と伝えてください。

高額キャッシュバックがあれば乗り換えたほうが得ですか?

キャッシュバックだけでなく、解約費用、必要オプション、セット割の変化まで入れて判断してください。

最大額ではなく、自分が実際に受け取れる金額で比べてください。

10ギガなら必ず10Gbps出ますか?

10Gbpsは技術上の最大速度で、実際の通信速度を保証するものではありません。

ルーター、LAN、端末、接続先、混雑などで速度は変わります。

1ギガの解約と10ギガの申し込みはどちらが先ですか?

別系統へ乗り換えるなら、新しい10ギガ回線の開通を確認してから旧回線を解約するのが安全です。

光コラボの事業者変更では、旧回線を先に自分で解約せず、乗り換え先の案内に従ってください。

まとめ|特典ではなく変更後の総額で決める

今の会社に大きな不満がないなら、まず同じ会社で10ギガへ変更した場合の条件を確認してください。

同じ会社で変更すれば、解約費用や手続きを減らしやすく、スマホ割や電話も継続しやすい傾向があります。

乗り換える場合は、通常月額や特典に加えて、回線網までまとめて見直せます。

最終的には、次の費用を同じ期間で比べてください。

  • 10ギガの月額料金
  • 工事費・事務手数料
  • 現在の工事費残債
  • 解約・撤去費用
  • ルーターや光電話の料金
  • スマホセット割の変化
  • 確実に受け取れる特典
  • 回線が重複する期間の料金

特に2~3年以上使うなら、最初のキャッシュバックだけで決めず、長期の総額で比べてください。

10ギガ光回線を1年・3年使ったときの総額を比較する

乗り換えも候補に入るなら、自宅で契約できる10ギガ回線をまとめて比較してください。

料金、提供エリア、工事条件、ルーターなどを同じ基準で比べられます。

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10ギガへ変更するときは、回線料金だけでなく、解約費用、特典、工事、機器まで含めて比べてください。