光回線を「使っているスマホ」から選ぶのはおかしい!もっと重要なものがある
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最終更新日:2022年2月7日
目次
光回線を選ぶ時に「使っているスマホ」から選ぶのは違和感が大きい
スマホと光回線はあまり関係がない
他の光回線紹介サイトでは「使っているスマホのキャリアから選ぶ」ことを勧めているサイトがとても多いです。
つまり「ドコモのスマホを持っている場合は『ドコモ光』、ソフトバンクを使っている方は『ソフトバンク光』」というように、光回線のおすすめの選び方として真っ先に今自分が使っているスマホのキャリアからそのキャリアと同じ光回線を紹介しているということです。
スマホのキャリアと同じ光回線を使うと料金がセット割引きで安くなるからという理由です。
ですが私はスマホのキャリアから光回線を選ぶことにものすごく違和感を持たざるを得ません
ドコモ光はドコモスマホ契約者以外はおすすめじゃない?
一つの理由としては、今私は「ahamo」を契約しているからです。ahamoはドコモ光とスマホのセット割の対象外となっています。
じゃあahamoユーザーならどうすればいいかと見ていると「格安スマホの方はNURO光」「OCN光」「BIGLOBE光」などバラバラです。
それではまるで「ドコモ携帯を使っている人だけドコモ光がおすすめ」なのか、「ドコモ携帯を持っていない方にはドコモ光は選ぶべきではないのか」と疑問に思います。
そういうサイトでは格安スマホの場合はどうやらキャンペーンで料金が安いものを勧めているようです。
確かに料金も大事ですし安く使えるならそうしたい方も多いでしょう。ですが私はそこにも違和感があります。光回線を契約する時に考えるのは「一番安い光回線でインターネットを使いたい」わけではないからです。
ドコモ光セット割よりドコモ光+格安スマホのほうが安い
安く使いたいのならキャリア携帯よりも格安simを契約したほうがいいでしょう。
実際は光回線を契約しようと思うのは「一番安い料金でなくてもいいから高速で安定しているインターネット回線を使いたい」からでしょう。
そして私がもしスマホをahamoに変えていなくて一般的なドコモのプランのままで使用していたとしても、必ずしもドコモ光を選ぶとはなりません。理由はいくつかあります。
「スマホのキャリア」で決めてしまうと困ること
ドコモ光やソフトバンク光は「光コラボ」です
まず「ドコモ光」や「ソフトバンク光」は「光コラボ」です。光コラボとはNTTが敷いたフレッツ光用の回線を借りて運営している光回線のことです。
多くのプロバイダは光回線にフレッツ光用の回線を使っていても「ビックローブ光」や「ぷらら光」などのような名前になっています。
フレッツ光用の回線を利用しているのに「光コラボ」とは書かれていない光回線も多いです。ドコモやソフトバンクは通信会社なので自分で独自回線を使って光回線を運用していそうに見えますが光コラボとなっています。
光コラボは混雑しやすいと言われている
フレッツ光用の回線を利用している光コラボの光回線は利用者がとても多いので混雑しやすいと言われています。
フレッツ光のプロバイダは300社以上あります。様々なプロバイダがフレッツ光用の回線を使ってインターネットに繋げているので、特に利用者が多い地域や多くの人が同時に使用した時などに通信速度が低下しやすいです。
実際に「みんなの回線速度」というサイトの「回線速度ランキング」を見ると最近のドコモ光はランクがかなり下がっています。以前は10位以内に入っていました。おそらく多くのドコモユーザーがドコモを使っているのでドコモ光を選んでいたせいで回線が混雑しやすくなっているのだと思います。
光回線の通信速度を求める方にとっては「キャリアで選ぶ」べきではない
実際に通信速度が速くて安定している光回線を求めている方はたくさんいらっしゃると思います。
例えばPCゲームでオンライン対戦をしたい方は高速で安定した回線を使いたいでしょう。遅い回線だとラグが発生したり切断されたり、最悪ゲームができなくなってしまう可能性もあります。
また最近はゲーム配信・ライブ配信をしている方が増えてきています。ライブ配信はネット回線の通信速度が遅くて不安定だと配信画面が途切れたり、ラグが発生したり、配信がオフラインになったりして配信ができなくなってしまいます。
できるだけ画質を良くして視聴者の方にも見やすい配信画面でライブ配信をするには通信速度が早くないといけません。
回線の速度が必要な方の場合、必ずしもドコモユーザーならドコモ光、ソフトバンクユーザーならソフトバンク光ということにはならないでしょう。
それを安いからという理由で選んでしまうと回線が遅かった場合、最悪PCゲームやゲーム配信などができなくなる可能性があります。
ドコモ光やソフトバンク光は勧める人からすればおすすめしやすかった
ただ確かに以前はドコモ光やソフトバンク光は無難な選択なので多くの人におすすめできるような光回線でした。
ドコモ光やソフトバンク光はエリアも広いですし、フレッツ光の回線(光コラボ)だとはいえ回線速度もそこそこありましたし、スマホと一緒に利用すると割り引きがされて安くなりますし、ドコモやソフトバンクは通信会社なので信頼もできました。
光回線は契約して開通するまで実際に自分のPCでどれくらいの速度が出るかはわかりません。なので光コラボの中で通信速度が遅くなりにくく、通信会社としての信頼性があり、料金も安くできるというのでおすすめする人が多かったのだと思います。
ですが現在は選ぶ理由が少なくなってきました。フレッツ光と同じエリアなので他の光コラボも同じエリアで使用できます。回線速度は「みんそく」を見ると速度ランキングが下がってきています(厳密に言うと他の光回線の速度が上がった)。スマホも「ahamo」や「LINEMO」などを使用する方が増えました。
スマホとセット割引きを受けるには月額が高いキャリアのスマホを契約しなければいけません。セット割を受けるよりもahamoを契約したほうが安くなります。
他の格安スマホでも料金プランの幅がとても広いので自分に合わせて安くできます。固定費を削減したい方は格安スマホがおすすめです。
ahamo、LINEMOなどの格安プランを使っている
ドコモ光+5Gギガホ プレミア | ドコモ光+5Gギガライト | ドコモ光+ahamo | |
---|---|---|---|
ドコモ光 基本料金 | 5,720円 | 5,720円 | 5,720円 |
スマホ料金 | 5,665円~7,315円 | 3,465円(~1GB) 4,565円(~3GB) 5,665円(~5GB) 6,765円(~7GB) | 2,970円 |
セット割 割引金額 | -1,100円 | 0円(~1GB) -550円(~3GB) -1,100円(~5GB) -1,100円(~7GB) | |
合計金額 | 10,285円~11,935円 | 9,185円(~1GB) 9,735円(~3GB) 10,285円(~5GB) 11,385円(~7GB) | 8,690円 |
そもそも最近はドコモからは「ahamo」、ソフトバンクからは「LINEMO」などの格安プランが出てきています。料金を安くしたい方はそちらを契約していると思います。
ですがahamoなどの格安プランは光回線とセットでの割り引きが適用されません。ですがドコモ携帯で「ドコモ光 セット割」を受けるよりもahamoを契約したほうが多くの方は安くなるでしょう。
また、もしもっと安くしたい方はさらに自分に合わせた容量で使用できる別の格安スマホ・格安プランを利用していると思います。
格安プランを使用している方にとっては光回線を「スマホのキャリアで選ぶ」ことが本当にいいのか疑問を持つでしょう。
例えば「ドコモを使っているからドコモ光」を選ぶのなら、ドコモ以外のスマートフォンを持っている方にとってはドコモ光を使う価値はないのかというふうに考えるのは自然でしょう。
もし光回線が同じような通信速度で同じような性能で別のサービスなども同じならいいと思います。ですが光回線やプロバイダにはそれぞれ速度も違いますしサービスや料金も違います。
価格コムによる評判を確認する
価格コムは様々な光回線・インターネット回線の利用者の意見がまとめられています。様々な光回線について多くの方がレビューをしている場所はここしか知りません。なので価格コムを貴重な参考資料としています。
今現在(2022年1月)ではドコモ光やソフトバンク光は人気ランキングであまり高い位置にはありません。
2022年1月現在、ソフトバンク光+ソフトバンクは12位、ドコモ光+ドコモnetは46位となっています。一部プロバイダ経由で契約するものは上位にあるものもあります。GMOとくとくBBのドコモ光は6位です。
これを一番に勧めるべきかという疑問がわきます。セット割で安くて満足ならもう少し上位に行くと思いますが、不満はたくさんありそうです。
私としてはやはり以前から勧めていて、現在(2022年1月)時点で価格コムで1位にもなっている「NURO 光」や、価格コム上位にもたくさんある「eo光」、「コミュファ光」、「メガエッグ光」「ピカラ光」、「BBIQ(ビビック)」などの電力会社系の光回線をおすすめします。
本当におすすめできる光回線は?
やはり1番おすすめなのは「NURO 光」です。NURO光は最大ダウンロード速度が2Gbpsとなっています。現在よく使われている光回線は1Gbpsがほとんどです。NURO光は他の光回線より通信速度が速くなっています。
またNURO光は独自回線を使用しているので回線が高速で安定しています。
NURO光の運営はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社です。So-netという名前で電話回線の時代からインターネット・プロバイダをやっている老舗のプロバイダです。
ただしNURO光は工事が宅外と宅内の2回必要となっていて自分の部屋でインターネットが使えるようになるまで時間がかかります。
他の回線なら1回で済むのでもっと速くインターネットが使えるようにしたい方は他の回線を選んでしまうと思いますが、それでも価格コムで1位になっているのはやはり回線速度が速くて安定しているからでしょう。
もう少し開通まで速いほうがいいという方は「auひかり」や電力会社系列の会社が運営している「eo光」、「コミュファ光」などが独自回線なのでおすすめです。
auひかりは独自回線を使用しているので高速です。ドコモ光やソフトバンク光はフレッツ光の回線を使用している「光コラボ」なので混雑しやすいです。
ただしauひかりは関西地方と東海地方はエリア外となっています。エリア外に住んでいる方は関西地方の場合「eo光」、東海地方の場合は「コミュファ光」が独自回線を使用している電力会社系列の運営会社なので回線が安定していて高速なのでおすすめです。
詳しくはこちらのページも参考にしてください
安いという理由で契約するべきではない:本気で料金を安くするなら別の方法がある
あなたは「よくわからない、聞いたことがない会社だけど安い光回線」を契約したいと思いますか。
他にも最近は料金が使用容量に応じて段階制になっている光回線プランも出てきました。安くしたいならそれを選べば安くなる可能性が高いです。ですがそれを契約したいと思う方はどれくらいいるかわかりませんが、私はあまり契約したいと思わないです。
やはり私は価格の安さよりも「通信速度が高速で安定している光回線」を使いたいと思っているからです。
インターネット料金を安くしたいのなら「スマホのテザリング」や「格安のデータ通信sim」を使用するのがいいと思うからです。
スマホのテザリングはパソコンにスマホを繋げてスマホの回線からインターネットに繋ぎます。スマホのデータ容量を多めに契約してパソコンでも使えるようにしたりすれば十分使えます。4G回線のスマホからつないでも通信速度が200Mbpsくらい出る時もあります。
もしくは格安データ通信simという方法もあります。格安データ通信simは月額が2,000円台、1,000円台、中には数百円のものまであります。光回線の料金は4,000円以上するのでそれと比べるととても安いです。
容量を使い切っても通信速度は128kbpsになりますがネットは使えます。また追加料金を払えば元の速さにもどせます。使い切ったときだけ追加料金を払えばいいので、あまり使わなかった月は安くなります。
もし料金を安くしたいのであればそういう方法ができるでしょう。
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