光回線

格安SIM利用者向け光回線比較|セット割なしでも安いおすすめ回線をSIM別に解説

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最終更新日:2026年8月4日

格安SIMへ乗り換えたあと、「スマホとセットで安くなる光回線が見つからない」と悩む人は少なくありません。

ドコモ・au・ソフトバンクの一般的なスマホプランは、指定された光回線と組み合わせることでスマホ料金が割引されます。一方、IIJmio・日本通信SIM・mineo・イオンモバイルなどの格安SIMでは、光回線とのセット割がないか、割引額が小さいことがあります。

しかし、格安SIM利用者にセット割がないことは、必ずしも不利ではありません。

スマホとのセット割を前提にしなければ、月額料金が安く、契約期間にも縛られにくい光回線を自由に選べるからです。

この記事では、格安SIM利用者向けの光回線を、単純なキャンペーン金額ではなく、次の条件で比較します。

  • IPv6を含めた実際の月額料金
  • 新規工事費や初期費用
  • 契約期間と解約時の負担
  • 格安SIMの契約回線数
  • 将来SIMを変更した場合の影響
  • 一人暮らし・家族利用・低容量利用の違い

料金は2026年8月時点の情報です。期間限定キャンペーンは変更されやすいため、基本的には通常料金と恒常的な割引を中心に比較します。

結論|格安SIM利用者におすすめの光回線

最初に、利用しているSIM別の結論をまとめます。

利用中のSIM・使い方おすすめの光回線
日本通信SIM・HISモバイル・イオンモバイルなどenひかりまたはBB.excite光 MEC
ahamoenひかりを優先してahamo光と比較
povoenひかり
UQ mobileが1回線enひかりを優先
UQ mobileが2回線以上au系の対象回線も含めて総額比較
IIJmioIIJmioひかりまたはenひかり
BB.exciteモバイルBB.excite光
Y!mobileSoftBank 光を優先して比較
mineo全国ではenひかり、関西ではeo光も比較
自宅でほとんど通信しないBB.excite光 Fit
2年以内に引っ越す可能性が高いBB.excite光 MEC
セット割に縛られたくないenひかりまたはBB.excite光 MEC

格安SIM利用者全体に共通する無難な選択肢は、enひかりとBB.excite光 MECです。

ただし、IIJmio・Y!mobile・UQ mobileなどは、利用回線数によってセット回線のほうが安くなる可能性があります。

格安SIM利用者向け光回線の比較表

ここでは、1ギガプランの実質的な料金を比較します。

光回線マンション月額戸建て月額IPv6契約期間向いている人
enひかり3,718円4,818円月額198円を加算なし月額料金を抑えたい人
enひかり・勝手に割適用3,608円4,708円月額198円を加算なしahamo・povo・UQ mobile利用者
BB.excite光 MEC3,850円4,950円標準対応なし初期費用や工事費を避けたい人
BB.excite光 Fit2,640~4,180円3,520~5,830円標準対応なし自宅での通信量が少ない人
IIJmioひかり3,696円4,796円無料24カ月IIJmioを長く使う人
ahamo光 3,630円4,950円対応2年定期契約ahamoとの契約をまとめたい人

enひかりは、通常料金がマンション3,520円、戸建て4,620円です。混雑回避を考えると、月額198円のv6プラス・transix・Xpassなどを追加した構成で比較するのが現実的です。ahamo・povo・UQ mobile利用者は「勝手に割」により月額110円が割引されます。契約期間と解約手数料はありません。

BB.excite光 MEC」は、マンション3,850円、戸建て4,950円で、IPv6 IPoE接続を標準提供しています。初期費用・標準工事費・契約事務手数料がなく、契約期間や解約手数料もありません。

BB.excite光 Fitは通信量に応じた段階料金制で、マンションは2,640~4,180円、戸建ては3,520~5,830円です。ダウンロードとアップロードの合計通信量で料金段階が決まります。

IIJmioひかりはマンション4,356円、戸建て5,456円ですが、IIJmioのSIMと同一mioIDで契約すると月額660円が割引されます。割引後はマンション3,696円、戸建て4,796円です。IPoEオプションは無料ですが、利用開始から24カ月以内に解約すると3,000円の解除調定金がかかります。

ahamo光」の2年定期契約は、マンション3,630円、戸建て4,950円です。更新期間以外の解約では、マンション3,630円、戸建て4,950円の解約金が設定されています。

格安SIMの種類によって選び方が変わる

「格安SIM」という言葉には、複数の種類が含まれています。

独立系MVNO

IIJmio・mineo・日本通信SIM・HISモバイル・イオンモバイルなどが該当します。

独立系MVNOでは、光回線とのセット割がない場合や、割引額が数百円程度にとどまる場合があります。そのため、セット割よりも光回線単体の料金を重視したほうが安くなりやすい傾向があります

大手キャリアのオンライン専用プラン

ahamo・povo・LINEMOなどが該当します。

大手キャリアの回線を使用していますが、一般的なキャリアプランと同じセット割が使えるとは限りません。

例えば、ahamoにはahamo光がありますが、enひかりでもahamo利用者向けの月額110円割引を受けられます。povoも同じくenひかりの割引対象です。

大手キャリアのサブブランド

UQ mobileとY!mobileが該当します。

この2社は対象の固定回線とのセット割が比較的大きいため、独立系MVNOと同じ選び方をすると損をする可能性があります。

特に家族で複数回線を契約している場合は、スマホ1回線ごとに割引が適用される回線を優先して比較します。

enひかり|幅広い格安SIM利用者に向いている

enひかりは光回線単体の月額料金を抑えたい人に向いています

通常料金は次のとおりです。

住居タイプ基本料金IPv6追加後
マンション3,520円3,718円
戸建て4,620円4,818円

v6プラス・transix・XpassなどのIPv6接続サービスは月額198円です。公式料金だけを見ると3,520円・4,620円ですが、速度面を重視するならIPv6を含めた料金で比較する必要があります。

ahamo・povo・UQ mobileは月額110円引き

enひかりの「勝手に割」は、次のサービスが対象です。

  • ahamo
  • povo 1.0・povo 2.0
  • UQ mobile

割引額は、契約回線数にかかわらず月額110円です。

IPv6を追加した場合の実質料金は、マンション3,608円、戸建て4,708円になります。割引は自動適用ではなく、enひかりへの申請が必要です。

enひかりのメリット

契約期間と解約手数料がないため、スマホ会社を変更しても光回線まで乗り換える必要がありません。

また、月額料金がキャンペーン終了後に急に高くなる仕組みではないため、長期的な通信費を把握しやすい点もメリットです。

enひかりの注意点

新規契約では工事費が発生します。

代表的な工事費は、無派遣工事が2,200円、既存設備を再利用する派遣工事が8,360円、新たに配線する派遣工事が16,500円です。土日祝日の工事には3,300円が加算されます。

また、enひかりから別の光コラボへ事業者変更する場合は、事業者変更承諾番号の払い出し手数料として3,300円が必要です。

「解約手数料なし」は「完全に無料で乗り換えられる」という意味ではない点に注意しましょう。

BB.excite光 MEC|初期費用と解約時のリスクを抑えたい人向け

BB.excite光 MEC」の料金は、マンション3,850円、戸建て4,950円です。

enひかりより月額料金は少し高いものの次の費用がかからない点が大きな特徴です。

  • 契約事務手数料
  • 標準工事費
  • 土日祝日の工事費
  • 引っ越し工事費
  • 解約手数料
  • 設備撤去費

IPv6 IPoE/IPv4 over IPv6も標準提供されています。

新規契約ではenひかりより安くなることがある

マンションで比較すると、enひかりのIPv6込み料金は3,718円、BB.excite光 MECは3,850円です。

月額差は132円しかありません。

enひかりで16,500円の派遣工事が発生した場合、この差を月額料金だけで回収するには約125カ月かかります。

計算式は次のとおりです。

  • 16,500円÷132円=125カ月

そのため、現在光回線が引かれていない住宅では、月額料金だけでなく工事費を含めるとBB.excite光 MECのほうが安くなる可能性があります

反対に、すでに光コラボを利用しており、工事不要で事業者変更できる場合は、enひかりの安い月額料金を活かしやすくなります。

引っ越し予定がある人にも向いている

1~2年以内に引っ越す可能性がある人は、工事費の分割残債が発生する光回線を避けたほうが安全です。

BB.excite光 MECは契約期間だけでなく工事費残債の問題も避けやすいため、転勤・進学・一人暮らしなど、居住期間が確定していない人に向いています

BB.excite光 Fit|自宅でほとんど通信しない人向け

BB.excite光 Fitは、光回線では珍しい段階料金制です。

マンションの料金

月間通信量月額料金
30GB未満2,640円
200GB未満3,410円
200GB以上4,180円

戸建ての料金

月間通信量月額料金
30GB未満3,520円
200GB未満4,680円
200GB以上5,830円

動画視聴やゲームをする人には向かない

30GBは、スマホではある程度使える容量に見えますが、自宅の光回線では短期間で消費する可能性があります

パソコンやゲーム機のアップデート、動画視聴、クラウドへのバックアップなども通信量に含まれます。アップロードとダウンロードの合計で料金が決まるため、配信や動画投稿をする人にも不向きです。

BB.excite光 Fitが向いているのは、次のような用途です。

  • 平日はほとんど自宅にいない
  • 別荘やセカンドハウス
  • 動画をあまり見ない実家
  • スマホを主に使い、パソコンはメール中心
  • 月によって自宅の利用量が大きく変わる

一般的な一人暮らしでも、動画やゲームを利用するなら、定額制のBB.excite光 MECかenひかりのほうが料金を予測しやすいでしょう。

BB.excite光には定額制のMEC、段階料金制のFit、10ギガプランなどがあります。それぞれの料金と向いている人の違いは「BB.excite光のプラン比較」で詳しく解説しています。

IIJmioひかり|mio割はあるが圧倒的に安いわけではない

IIJmioひかりは、IIJmioのSIMと組み合わせることで月額660円の「mio割」が適用されます。光回線1契約に対して、割引は1セット分です。SIMを複数回線契約しても、光回線が1契約なら割引額は660円のままです。

住居タイプ通常料金mio割適用後
マンション4,356円3,696円
戸建て5,456円4,796円

enひかりとの差は月額22円

IIJmio利用者がenひかりを契約した場合、IPv6込み料金はマンション3,718円、戸建て4,818円です。

IIJmioひかりとの差は、どちらも月額22円しかありません。

住居タイプIIJmioひかりenひかり・IPv6込み差額
マンション3,696円3,718円IIJmioひかりが22円安い
戸建て4,796円4,818円IIJmioひかりが22円安い

mio割という名称から大幅に安くなる印象を受けますが、光回線単体が安いenひかりと比較すると、実際の差はわずかです。

2年以上使うならIIJmioひかり

IIJmioひかりは、利用開始から24カ月が最低利用期間です。期間内に解約すると3,000円の解除調定金がかかり、工事費の分割残債がある場合は別途請求されます。

そのため、次のように選び分けるのがおすすめです。

  • 2年以上IIJmioを使う予定:IIJmioひかり
  • SIMを変更する可能性がある:enひかり
  • 2年以内に引っ越す可能性がある:enひかりまたはBB.excite光 MEC
  • 光回線とSIMを同じ会社で管理したい:IIJmioひかり

月額22円の差だけで、24カ月の最低利用期間を受け入れる必要があるかを考えましょう。

ahamo光|ahamo利用者でも最安とは限らない

ahamo光」の2年定期契約は、マンション3,630円、戸建て4,950円です。

一方、enひかりはahamo利用者向けの「勝手に割」を適用できます。

住居タイプahamo光enひかり・勝手に割・IPv6込み安い回線
マンション3,630円3,608円enひかりが22円安い
戸建て4,950円4,708円enひかりが242円安い

マンションではほぼ同額ですが、戸建てではenひかりが月額242円安くなります。

さらに、ahamo光の定期契約には更新期間があり、更新期間外に解約すると月額料金と同額の解約金がかかります。enひかりには契約期間と解約手数料がありません。

ahamo光を選ぶ理由

料金だけならenひかりが有利ですが、次の条件ではahamo光も候補になります。

  • ahamoを長期間変更する予定がない
  • ドコモのサービスに契約先をまとめたい
  • ahamo光の期間限定特典が大きい
  • 更新期間を管理できる
  • 現在の契約状況では工事費特典を利用できる

ただし、「ahamoを使っているからahamo光が最安」とは限りません。

povo利用者はenひかりが有力

povoには一般的なauスマートバリューのような光回線とのセット割がありません。

一方、enひかりの「勝手に割」はpovo 1.0・povo 2.0の両方が対象です。IPv6込みでマンション3,608円、戸建て4,708円になります。

povoは必要に応じてトッピングを購入する自由度の高いプランです。光回線についても、契約期間に縛られにくいenひかりを組み合わせることで、スマホと固定回線の両方を見直しやすくなります。

新規工事費を避けたい場合は、BB.excite光 MECも比較しましょう。

UQ mobileは契約回線数で判断する

UQ mobileの自宅セット割は、対象プランで月額1,100円が割引されます。対象の固定回線1契約につき、家族のUQ mobileを合計10回線まで割引対象にできます。

ただし、対象光回線のインターネットコースでは、回線によって「ネット+電話」などの契約が必要です。

公式サイトに掲載されている「auひかり」ホームの例では、基本料金5,610円に電話料金770円が加算されます。

UQ mobileが1回線の場合

戸建てのauひかりを公式掲載例で計算すると、次のようになります。

  • 5,610円+770円-1,100円=5,280円

enひかりは勝手に割とIPv6を含めて4,708円なので、この例ではenひかりのほうが月額572円安くなります。

UQ mobileが2回線の場合

2回線とも1,100円割引されると、割引総額は2,200円です。

  • 5,610円+770円-2,200円=4,180円

この場合は、enひかりの4,708円よりもauひかりの例が月額528円安くなります

したがって、戸建てでauひかりを利用する場合の目安は次のとおりです。

  • UQ mobileが1回線:enひかりを優先
  • UQ mobileが2回線以上:auひかりなど対象回線も比較
  • 家族が多い:セット割対象回線が有利になりやすい

マンションのauひかりは建物ごとに料金タイプが異なるため、実際の提供プランを確認してから比較する必要があります。

また、対象プランではauでんきとの「でんきコース」を利用できる場合があります。光回線以外で自宅セット割を適用できるなら、光回線はenひかりなどから自由に選ぶ方法もあります。

Y!mobileはSoftBank 光とのセットが強い

Y!mobileのシンプル3 S・M・Lでは、「おうち割 光セット(A)」により1回線あたり月額1,650円が割引されます。家族4人なら合計6,600円の割引です。

ソフトバンク光」で割引を適用するには、月額550円からの指定オプションへの加入が必要です。1ギガの場合は、光BBユニットレンタル・Wi-Fiマルチパック・対象電話サービスなどがセットになっています。

1回線でもSoftBank 光が安くなる可能性がある

マンションの基本料金を4,180円として計算すると、次のようになります。

  • 4,180円+550円-1,650円=3,080円

戸建ては次のとおりです。

  • 5,720円+550円-1,650円=4,620円

キャンペーンを除いた月額ベースでも、Y!mobile利用者はSoftBank 光が有力です。

ただし、おうち割 光セット(A)は家族割引サービスと併用できません。すでに家族割引が適用されている場合は、現在の割引額との差額で判断する必要があります。

また、SoftBank 光には定期契約と更新期間があるため、SIMをY!mobileから他社へ変更する予定がある人は、割引終了後の料金も確認しましょう。

mineo利用者は関西とそれ以外で分ける

mineoには、eo光ネットとの「eo×mineoセット割」があり、「eo光」の月額料金が330円割引されます。

ただし、割引額は月額330円なので、セット割だけを理由にeo光を選ぶ必要はありません。

関西地方

eo光の提供エリアで、速度・サポート・独自回線を重視する場合はeo光を比較します。

関西以外

enひかりまたは「BB.excite光 MEC」を優先します。

mineoのSIMを将来変更しても、これらの光回線ならセット割消滅による影響を受けにくくなります。

光回線は月額料金だけで選ばない

格安SIM利用者が光回線を選ぶときは、次の式で比較すると失敗しにくくなります。

  • 実際の通信費=光回線基本料金+IPv6料金+ルーター料金+必須電話料金-スマホ割引

例えば、基本料金が安く見えても、IPv6オプションやルーターのレンタル料が追加されれば、他社より高くなる可能性があります

反対に、光回線の基本料金が高くても、家族4人分のスマホ料金が割引されるなら、世帯全体では安くなります。

光回線では、このほかにも契約事務手数料、開通工事費、土日工事費、撤去費用などが発生することがあります。契約前に確認したい費用は「光回線の月額料金以外にかかる費用一覧」にまとめています。

1人暮らしは光回線単体の安さを優先

一人暮らしでは、スマホ割引が1回線分しかありません。

指定オプションや光電話の料金を加えると、セット割の効果が小さくなることがあります。

そのため、次の回線を優先します。

  • enひかり
  • BB.excite光 MEC
  • 利用量が極端に少ない場合はBB.excite光 Fit

家族利用は割引回線数を確認

家族でUQ mobileやY!mobileを利用している場合は、割引対象となるスマホの台数を確認します。

1回線当たりの割引が1,100~1,650円なら、2~4回線で光回線自体の料金差を上回ることがあります。

「光回線が月額500円高いから除外する」のではなく、世帯全体の通信費で判断しましょう。

家族が多くても、動画視聴やWeb閲覧が中心なら1ギガ回線で足りることがほとんどです。家族の人数や同時接続数から必要な回線速度を判断したい人は「家族で使う光回線は1ギガで足りる?」も参考にしてください。

新規契約と事業者変更ではおすすめが変わる

現在の回線状況によっても、最適な回線は変わります。

現在の回線に解約金や工事費残債がある場合は、乗り換え先の申し込み前に負担額を確認してください。回線を先に解約せずに進める具体的な流れは「光回線を違約金を払わずに乗り換える手順」で解説しています。

現在光回線を使っていない

新規工事費が発生しない「BB.excite光 MEC」が有力です。

enひかりは月額料金が安いものの、工事内容によって2,200~16,500円が発生します。短期間で解約する可能性があるなら、初期費用を含めて比較しましょう。

現在フレッツ光や光コラボを使っている

転用や事業者変更で工事が不要なら、enひかりの安い月額料金を活かしやすくなります。

現在の回線を先に解約するのではなく、転用承諾番号または事業者変更承諾番号を取得して手続きします。

現在独自回線を使っている

NURO光・auひかり・eo光・コミュファ光などから光コラボへ変更する場合は、新規工事扱いになるのが一般的です。

工事費だけでなく、現在の回線の撤去費・解約金・工事費残債も確認しましょう。

格安SIM利用者が光回線選びで失敗する原因

セット割の名前だけで選ぶ

「IIJmioだからIIJmioひかり」「ahamoだからahamo光」と決める必要はありません。

実際に比較すると、IIJmioひかりとenひかりの差は月額22円、ahamo光とenひかりもマンションでは月額22円です。

契約期間や工事費まで考えると、セット回線以外が有利になることがあります。

IPv6料金を計算に入れない

基本料金が安くても、IPv6が有料なら実際の支払額は上がります。

特にenひかりは、基本料金だけでなく月額198円のIPv6オプションを加えた状態で比較したほうが実用的です

キャッシュバックだけで順位を決める

高額キャッシュバックは魅力的ですが、受け取り時期や申請条件が複雑な場合があります。

また、キャンペーンは頻繁に変更されるため、数年間利用する光回線では、通常月額料金や解約条件のほうが重要です。

キャッシュバックは、候補を絞ったあとの最終比較に使いましょう。

工事費実質無料を完全無料だと思う

工事費実質無料は、工事費の分割請求と同額を毎月割引する仕組みが一般的です。

割引期間中に解約すると、残りの工事費が一括請求される可能性があります。

BB.excite光のように、最初から工事費自体が発生しない回線とは意味が異なります。

工事費の完全無料と実質無料では、短期解約時の負担が大きく異なります。両者の見分け方と初期費用を抑える方法は「光回線の工事費無料キャンペーン活用方法」を参考にしてください。

自宅の通信量を把握せず段階制を選ぶ

BB.excite光 Fitは、低容量なら非常に安い一方、通信量が増えると定額制より高くなることがあります

動画・ゲーム・配信・クラウド保存を利用する人は、月間200GBを超える前提で判断したほうが安全です。

格安SIM利用者向け光回線の選び方

次の順番で選ぶと、候補を絞りやすくなります。

1.スマホの契約回線数を確認する

1回線なら光回線単体の安さを優先します。

UQ mobileやY!mobileを家族で複数回線利用している場合は、スマホ割引の合計額を計算します。

2.現在の光回線を確認する

  • 光回線未契約:新規工事費を重視
  • フレッツ光:転用できる回線を優先
  • 光コラボ:事業者変更できる回線を優先
  • 独自回線:新規工事として比較

3.2年以内に引っ越す可能性を考える

引っ越しの可能性が高い場合は、契約期間だけでなく工事費残債も確認します。

短期利用ならBB.excite光 MEC、月額料金を抑えながら縛りを避けるならenひかりが候補です。

ただし、契約期間がない回線でも、工事費の分割残債や事業者変更手数料が残ることがあります。短期利用できる回線は「契約縛りなしでおすすめの光回線」で比較しています。

4.IPv6を含めた料金を計算する

光回線の混雑を避けるため、IPv6 IPoEまたはIPv4 over IPv6に対応している回線を選びます。

オプション料金や対応ルーター代も含めて比較しましょう。

5.SIMを変更しても困らないか確認する

格安SIMはキャンペーンや料金改定に合わせて乗り換えやすいことがメリットです

光回線までスマホ会社に強く連動させると、SIMを変更したときにセット割が終了し、光回線も見直す必要が出てきます。

長期間同じSIMを使う予定がないなら、enひかりやBB.excite光 MECのような、スマホ会社に依存しない回線が向いています。

まとめ|格安SIM利用者はセット割より総額で選ぶ

格安SIM利用者向けの光回線選びでは、「スマホと同じ会社にそろえること」が正解とは限りません。

一人暮らしやセット割のないMVNO利用者には、enひかりまたは「BB.excite光 MEC」が向いています。

ahamo・povo・UQ mobile利用者は、enひかりの「勝手に割」を利用できます。特にahamo光とenひかりを比べると、enひかりはマンションで月額22円、戸建てで月額242円安く、契約期間にも縛られません。

IIJmio利用者は、mio割適用後のIIJmioひかりが安いものの、enひかりとの差は月額22円です。2年間の最低利用期間を受け入れられるかで判断しましょう。

UQ mobileとY!mobileは、家族の契約回線数が多いほどセット割が有利になります。特にY!mobileは1回線当たり月額1,650円の割引があるため、SoftBank 光を優先して比較する価値があります。

最終的には、次の費用をすべて合計して判断することが重要です。

  • 光回線の基本料金
  • IPv6オプション
  • Wi-Fiルーター
  • セット割に必要な固定電話
  • 契約事務手数料
  • 新規工事費
  • 工事費残債
  • 解約金
  • 家族全員のスマホ割引

格安SIMを使っているからこそ、スマホ会社に縛られず、住居・利用期間・通信量に合った光回線を選びましょう。

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