OBSでドロップフレームが発生する原因|回線とPCの見分け方
PRが含まれています
最終更新日:2026年9月10日
OBSでライブ配信をしていると、映像が止まったり、カクついたりすることがあります。そのとき「ドロップフレーム」と表示される場合があります。
ドロップフレームが発生したときに難しいのは、インターネット回線が原因なのか、パソコンの性能不足なのかを見分けにくいことです。
OBSの統計画面を確認すれば、原因がどこにあるのかをある程度見分けられます。
OBSで「ドロップフレーム」と表示される場合、多くは回線側の問題です。パソコンの性能が足りない場合は、「レンダリング遅延」や「エンコード遅延」として表れます。
この記事では、OBSでフレームが欠ける原因を解説します。あわせて、回線・CPU・GPUのどこに問題があるのかを見分ける方法も紹介します。
OBSのドロップフレームは基本的に回線の問題

OBS公式では、パソコンから配信サーバーまでの通信が不安定だと、ドロップフレームが発生すると説明しています。また、設定したビットレートを保てない場合にも発生します。
送信が間に合わない映像フレームをOBSが捨て、配信の停止や切断を防いでいる状態です。
OBSに表示される次の項目は、それぞれ異なる問題を表しています。
| OBSの統計項目 | 主な原因 | 問題がある場所 |
|---|---|---|
| ドロップしたフレーム(ネットワーク) | 回線の不安定・上り速度不足 | インターネット回線 |
| レンダリング遅延により逃したフレーム | GPU負荷・シーンの負荷 | 主にGPU |
| エンコード遅延によりスキップされたフレーム | CPUまたはGPUのエンコード負荷 | パソコン |
| OBSのFPS低下 | CPU・GPU負荷、キャプチャーの問題 | パソコン |
見た目は同じ「配信映像がカクつく」という症状でも、増えている数値によって対処方法は変わります。
OBSで回線とPCの問題を見分ける方法
原因を確認するときは、OBSの上部メニューから「表示」→「統計」を開きます。
配信を数分間続けてから、次の3項目を確認してください。
「ドロップしたフレーム(ネットワーク)」が増える場合
「ドロップしたフレーム(ネットワーク)」が増えている場合は、自宅の回線から配信サーバーまでの通信に問題がある可能性があります。
主に考えられる原因は次のとおりです。
- 設定ビットレートに対して上り速度が不足している
- Wi-Fiの電波が不安定になっている
- 同じ回線で動画やファイルをアップロードしている
- 夜間などの混雑時間帯に回線が不安定になる
- 配信サーバーまでの通信経路が混雑している
- ルーターやLANケーブルに問題がある
- VPNやセキュリティソフトが通信を妨げている
- ネットワークドライバーが古い
OBS公式でも、有線LANを使うよう案内しています。さらに、VPNやセキュリティソフト、ネットワーク最適化ソフト、ルーター、LANケーブル、ネットワークドライバーなどの確認も勧めています。
「レンダリング遅延」が増える場合
「レンダリング遅延により逃したフレーム」が増えている場合は、主にGPUの処理が追いついていません。
OBSは、ゲーム画面やWebカメラ、画像、テキスト、ブラウザーソースなどを組み合わせて配信用の映像を作ります。この処理にはGPUを使います。ゲーム側がGPUの性能を使い切っていると、OBSが映像を描画できなくなります。
特に発生しやすいのは次のような状況です。
- ゲームのフレームレートを無制限にしている
- GPU使用率が常に95~100%になっている
- 高画質設定で重いゲームを動かしている
- 4Kなど高解像度の映像を取り込んでいる
- ブラウザーソースや動画素材を大量に使用している
- フィルターやアニメーションを多用している
- 複雑なシーンを多数登録している
ゲーム自体が滑らかに動いていても、GPUに余裕がないと、OBSの配信映像だけがカクつくことがあります。
「エンコード遅延」が増える場合
「エンコード遅延によりスキップされたフレーム」が増えている場合は、映像を圧縮する処理が間に合っていません。
負荷がかかる場所は、使っているエンコーダーによって変わります。
| 使用するエンコーダー | 主に負荷がかかる部分 |
|---|---|
| x264 | CPU |
| NVIDIA NVENC | NVIDIA製GPUのエンコード回路 |
| AMD AMF | AMD製GPUのエンコード回路 |
| Intel QSV | Intel CPU・GPUのエンコード回路 |
| Apple VideoToolbox | Apple製SoC・GPUのエンコード回路 |
OBS公式では、CPUで処理するx264よりも、専用回路を利用するハードウェアエンコーダーが一般的に推奨されています。ハードウェアエンコーダーを使えば、CPUの負荷を抑えられます。
ただし、ハードウェアエンコーダーでもエンコード遅延は起こります。配信解像度やフレームレートが高すぎる場合や、GPU全体の負荷が高すぎる場合です。
回線とPCを確実に切り分ける確認手順

原因が分からないときは、次の順番で確認すると見分けやすくなります。
1.OBSの統計画面を開く
最初に「表示」→「統計」を開きます。
配信開始直後ではなく、ゲームや雑談配信を実際に数分間続けます。そのうえで、問題が出た状態の数値を確認してください。
確認する項目は次の3つです。
- ドロップしたフレーム(ネットワーク)
- レンダリング遅延により逃したフレーム
- エンコード遅延によりスキップされたフレーム
ネットワークの数値だけが増えるなら、原因は回線側です。レンダリングやエンコードの数値が増えるなら、PC側に原因があると判断できます。
2.ローカル録画を行う
配信を停止し、同じゲーム・解像度・フレームレートの条件でOBS録画をします。
ローカル録画ではインターネット回線を使いません。そのため、録画映像にもカクつきが出るなら、CPU・GPU・OBS設定に原因がある可能性が高いです。
ローカル録画は滑らかなのに、ライブ配信だけでドロップフレームが出る場合は、回線が原因の可能性があります。また、配信サーバーまでの通信経路に問題がある場合もあります。
ただし、録画と配信でエンコーダーや解像度が違うと、正確に比べられません。できるだけ同じ条件でテストしてください。
3.ビットレートを下げて配信する
| 解像度・フレームレート | 推奨ビットレート | 余裕をもたせた上り速度 |
|---|---|---|
| 720p・30fps | 4Mbps(4,000kbps) | 6Mbps以上 |
| 720p・60fps | 6Mbps(6,000kbps) | 8Mbps以上 |
| 1080p・30fps | 10Mbps(10,000kbps) | 14Mbps以上 |
| 1080p・60fps | 12Mbps(12,000kbps) | 16Mbps以上 |
| 1440p・30fps | 15Mbps(15,000kbps) | 20Mbps以上 |
| 1440p・60fps | 24Mbps(24,000kbps) | 32Mbps以上 |
| 2160p・30fps | 30Mbps(30,000kbps) | 40Mbps以上 |
| 2160p・60fps | 35Mbps(35,000kbps) | 47Mbps以上 |
たとえば、映像ビットレートが6,000kbpsなら、4,500kbpsや3,000kbpsまで下げてテストします。
ビットレートを下げてネットワークのドロップフレームが大幅に減るなら、現在の回線では元のビットレートを安定して維持できていません。
OBS公式では、設定ビットレートの目安として、安定して出せるアップロード速度の75%程度から始める方法を案内しています。
速度テストで上り100Mbpsと出ても、配信中に100Mbpsを保てるとは限りません。見るべきなのは一瞬の最高速度ではなく、長時間安定して送信できる速度です。
4.有線LANに変更する
Wi-Fiで配信している場合は、パソコンとルーターをLANケーブルで接続します。
Wi-Fiは十分な速度が出ていても、一時的に不安定になることがあります。電波干渉や距離、壁、周辺機器などが原因です。OBS公式でも、ライブ配信には有線接続を推奨しています。
有線LANに変更してドロップフレームがなくなる場合は、光回線そのものではなくWi-Fi環境が原因です。
5.別の配信サーバーやサービスでテストする
OBSの「設定」→「配信」で別の配信サーバーを選べる場合は、変更してテストします。
特定の配信サーバーだけで問題が起きる場合は、自宅の回線からそのサーバーまでの通信経路が混雑している可能性があります。
YouTubeで問題が起きているなら、別のサービスで限定配信をする方法があります。配信先を変えれば、サービス固有の問題かどうかを確認できます。OBS公式でも、別サーバーや別サービスへのテスト配信を確認方法として案内しています。
回線が原因の場合の対処方法

ネットワークのドロップフレームが増えているときは、次の対策を順番に試します。
対策をしても上り速度や通信の安定性が改善しない場合は、現在の回線自体がライブ配信に向いていない可能性があります。回線の選び方については、「生配信におすすめの光回線と必要な上り速度」も参考にしてください。
有線LANで接続する
まず試したいのは、有線LANへの変更です。
ルーターとパソコンが離れていても、可能なら長いLANケーブルで直接つなぐほうが通信は安定します。
Wi-Fi中継機やメッシュWi-Fiを使っても、パソコンからルーターまでがすべて有線になるわけではありません。ライブ配信の安定性を優先するなら、ルーターと配信PCを直接つなぐのが確実です。
配信中のアップロードを停止する
次のような通信をしていると、上り通信に使える余裕が減ることがあります。
- クラウドストレージの同期
- 動画ファイルのアップロード
- オンラインバックアップ
- 別のパソコンからのファイル送信
- 家族によるライブ配信
- ゲームやソフトの更新
- 監視カメラのクラウド保存
特に動画ファイルの送信やオンラインバックアップは、上り通信を長時間使い続けます。
配信テスト中は、同じ回線に接続している端末のアップロードを一度停止してください。
ビットレートを下げる
| 解像度・フレームレート | 推奨ビットレート | 余裕をもたせた上り速度 |
|---|---|---|
| 720p・30fps | 4Mbps(4,000kbps) | 6Mbps以上 |
| 720p・60fps | 6Mbps(6,000kbps) | 8Mbps以上 |
| 1080p・30fps | 10Mbps(10,000kbps) | 14Mbps以上 |
| 1080p・60fps | 12Mbps(12,000kbps) | 16Mbps以上 |
| 1440p・30fps | 15Mbps(15,000kbps) | 20Mbps以上 |
| 1440p・60fps | 24Mbps(24,000kbps) | 32Mbps以上 |
| 2160p・30fps | 30Mbps(30,000kbps) | 40Mbps以上 |
| 2160p・60fps | 35Mbps(35,000kbps) | 47Mbps以上 |
設定ビットレートが高すぎる場合は、配信先が勧める範囲内まで下げます。
YouTube Liveでは、H.264の推奨ビットレートが案内されています。1080p・60fpsは12Mbps、1080p・30fpsは10Mbps、720p・60fpsは6Mbpsです。配信先やコーデックによって推奨値は違うため、利用するサービスの最新仕様を確認してください。
画質を保てない場合は、ビットレートだけを大きく下げるより、解像度やフレームレートも一緒に下げるほうが見やすくなります。
OBSのネットワーク設定を確認する
Windows版OBSでは、「設定」→「詳細設定」→「ネットワーク」に次の項目があります。
- ネットワーク最適化を有効にする
- TCPペーシングを有効にする
- IPにバインドを「既定」にする
- IPファミリをIPv4のみに変更して試す
- 輻輳を管理するためにビットレートを動的に変更する
OBS公式では、ネットワーク最適化とTCPペーシングで改善する場合があると説明しています。IPv4のみに変えても改善しない場合は、元のIPv4・IPv6設定に戻すことが推奨されています。
動的ビットレートは、回線が不安定になったときに自動で画質を下げる機能です。これにより、ドロップフレームを抑えます。
ただし、根本的に回線を改善する機能ではありません。緊急回避策として使用しましょう。
VPNやネットワーク最適化ソフトを停止する
VPNを使用している場合は、一度停止して配信します。
メーカー製パソコンやゲーミングPCには、アプリごとの通信優先度を変えるソフトが入っていることがあります。その設定でOBSの優先度が下がると、ビットレートを保てない場合があります。
セキュリティソフトやファイアウォールも、一時的に停止して確認します。停止すると改善する場合は、無効のまま使わず、OBSを例外として登録してください。
ルーターやLANケーブルを確認する
次の機器も確認しましょう。
- ONU
- ホームゲートウェイ
- Wi-Fiルーター
- LANケーブル
- スイッチングハブ
- USB接続のLANアダプター
- パソコンのLANポート
最初にONUとルーターを再起動し、それでも改善しない場合はLANケーブルや接続ポートを交換します。
ネットワークドライバーが古いと、通信が不安定になることもあります。パソコンまたはマザーボードメーカーの公式サイトから、最新ドライバーをインストールします。
ONU・ルーター・LANケーブルを確認しても、配信する時間帯だけドロップフレームが増える場合があります。その場合は、回線やプロバイダー側の混雑も考えられます。回線を乗り換えるときは、最大速度だけで判断しないでください。上り速度・Ping値・混雑時の安定性も比較します。具体的な候補は「ライブ配信・ゲーム配信におすすめの光回線」で紹介しています。
PCが原因の場合の対処方法

レンダリング遅延やエンコード遅延が増えているなら、回線を変更しても改善しません。
この場合は、パソコン側の負荷を下げる必要があります。
OBSを管理者として実行する
Windowsでは、OBSを管理者として実行すると、OBSが使うGPUの処理能力を確保しやすくなります。
OBSを終了し、ショートカットを右クリックして「管理者として実行」を選びます。OBS公式でも、GPU負荷による問題で最初に試す対策として案内されています。
ゲームのフレームレートに上限を設定する
ゲームのフレームレートを無制限にすると、GPUの処理能力をゲームの描画だけで使い切ることがあります。
たとえば、OBSでは60fpsで配信しているのに、ゲームを200fps以上で動かす場合です。余分なフレームを作るぶん、GPUの負荷が高くなります。
次のいずれかを設定してください。
- ゲーム内のFPS上限を使用する
- 垂直同期を有効にする
- モニターのリフレッシュレートに合わせる
- 改善しない場合はOBSの配信FPS付近まで下げる
OBS公式でも、ゲームのFPS制限や垂直同期を推奨しています。OBSが映像を合成するために、GPU性能へ余裕を残すためです。
ゲームの画質設定を下げる
FPS上限を設定してもレンダリング遅延が発生する場合は、ゲームの画質設定を下げます。
特に負荷が高くなりやすい項目は次のとおりです。
- レイトレーシング
- シャドウ品質
- 描画距離
- アンチエイリアス
- 高解像度テクスチャ
- レンダリング解像度
- フレーム生成
ゲームだけなら快適に動いていても、OBSを同時に動かせる余裕があるとは限りません。
ハードウェアエンコーダーを使用する
x264を使用していてCPU使用率が高い場合は、NVENC、AMF、QSVなどのハードウェアエンコーダーに変更します。
変更場所は「設定」→「出力」→「配信」→「映像エンコーダ」です。
ハードウェアエンコーダーは、GPUなどにある専用回路で映像を圧縮します。そのため、ゲーム配信時のCPU負荷を抑えやすくなります。
解像度やフレームレートを下げる
1080p・60fpsで安定しない場合は、次の設定を試します。
- 1080p・30fps
- 900p・60fps
- 720p・60fps
- 720p・30fps
フレームレートを60fpsから30fpsにすると、1秒間に処理するフレーム数は半分になります。そのため、レンダリングとエンコードの負荷を下げられます。
OBS公式でも、出力解像度やフレームレートを下げる方法が案内されています。
シーンやブラウザーソースを減らす
OBSのブラウザーソースは、チャット表示や通知、アニメーション、コメントビューアーなどに使われます。数が多いとCPUやGPUの負荷が高くなります。
次の対策を行いましょう。
- 使用していないブラウザーソースを削除する
- ブラウザーソースの解像度を必要最小限にする
- 静止画はブラウザーではなく画像ソースで表示する
- 不要なフィルターを無効にする
- 使用しないシーンを別のシーンコレクションに分ける
- 4K素材を配信解像度に合わせて縮小しておく
OBS公式でも、シーンやフィルター、ブラウザーソース、高解像度素材を減らす方法が案内されています。これにより、処理の負荷を下げられます。
速度テストが速くてもドロップフレームは発生する
速度テストで上り速度が速くても、OBSでドロップフレームが発生することはあります。
速度テストで測っているのは、特定の測定サーバーとの間で出せた速度です。OBSが実際に接続する配信サーバーとは、場所も通信経路も違います。
次のような状態では、速度テストの結果が良くても配信が不安定になることがあります。
- 短時間だけ速度が出ている
- 通信速度の変動が大きい
- 配信サーバーまでの経路が混雑している
- 一時的なパケット損失が発生している
- Wi-Fiが瞬間的に途切れている
- 夜間だけ回線が混雑している
重要なのは最大速度ではなく、配信中に設定ビットレートを継続して送信できる安定性です。OBS公式も、問題が解決しない場合はISP側の混雑や通信経路の問題が考えられるため、回線事業者に相談するよう案内しています。
配信の安定性を詳しく確認するなら、上り速度だけでなく、PING値、ジッター、パケットロスも測定しましょう。それぞれの意味や目安については、「PING値・レイテンシーがゲームや配信に与える影響」、実際の測定手順は「パケットロスとジッターの測り方」で詳しく解説しています。
OBS配信に10ギガ回線は必要なのか
一般的なフルHD配信だけであれば、必ずしも10ギガ回線は必要ありません。
たとえば、YouTube Liveでは、H.264・1080p・60fpsの推奨ビットレートは12Mbpsです。理論上は、1ギガ回線でも十分に収まる通信量です。
ただし、これは「1ギガ回線なら必ず安定する」という意味ではありません。
ライブ配信の安定性は、回線の最大速度だけでは決まりません。次の要素にも左右されます。
- 上り通信の安定性
- 混雑時間帯の速度
- 配信サーバーまでの経路
- IPv4・IPv6の接続方式
- Wi-Fiではなく有線LANを使用しているか
- 同じ回線を使う端末の台数
10ギガ回線に変更すると、自宅内の通信には余裕が生まれます。ただし、Wi-Fiの不安定さや、配信サーバーまでの経路混雑まで解消できるとは限りません。
家族が同時に大容量のアップロードを行う場合や、4K配信、複数サービスへの同時配信を行う場合は、10ギガ回線のメリットが大きくなります。
こうした使い方をするなら、10ギガ回線を選ぶメリットは大きくなります。詳しくは、「10ギガ回線がライブ配信・ゲーム配信に向いている理由」も参考にしてください。
OBSのドロップフレームに関するよくある質問
録画は正常なのに配信だけカクつく原因は?
ローカル録画が正常で、「ドロップしたフレーム(ネットワーク)」だけが増えるなら、回線側の問題である可能性が高いです。
有線LANへの変更、ビットレートの引き下げ、配信サーバーの変更を試してください。
ゲームは滑らかなのに配信画面だけカクつく原因は?
ゲーム側がGPUの処理能力を使い切り、OBSが映像を描画するための余裕が残っていない可能性があります。
OBSの統計画面で「レンダリング遅延」が増えていないか確認し、ゲームのFPS上限や画質設定を下げてください。
有線LANでもドロップフレームが発生することはある?
有線LANでも発生します。
原因として、ルーターやLANケーブル、ネットワークドライバーなどが考えられます。また、回線混雑や配信サーバーまでの経路、ISP側の設備が原因になることもあります。
動的ビットレートを有効にすれば解決する?
一時的にドロップフレームを抑えられる場合はあります。ただし、根本的な解決にはなりません。
回線が不安定になると自動的に画質を下げる機能です。まずは有線化やビットレート設定、ルーターなどを確認してください。
CPUやGPUを買い替える前に確認することは?
次の対策を先に試しましょう。
- OBSを管理者として実行する
- ゲームのFPSを制限する
- ゲームの画質を下げる
- ハードウェアエンコーダーに変更する
- 配信を60fpsから30fpsにする
- ブラウザーソースやフィルターを減らす
- バックグラウンドのソフトを終了する
設定を変えるだけで改善することもあります。そのため、統計画面を確認せずにCPUやGPUを交換するのはおすすめしません。
まとめ
OBSで映像がカクついたときは、最初に「表示」→「統計」を開いてください。
判断方法は次のとおりです。
- ドロップしたフレーム(ネットワーク)が増える:回線の問題
- レンダリング遅延が増える:主にGPUの問題
- エンコード遅延が増える:CPUまたはGPUエンコーダーの問題
回線が原因なら、有線LANへの変更やビットレートの引き下げを試します。さらに、配信サーバーの変更や、ルーター・LANケーブルの確認も行います。
PCが原因なら、ゲームのFPS制限や画質設定の引き下げが有効です。さらに、ハードウェアエンコーダーへの変更や、配信解像度・フレームレートの引き下げも試します。
ライブ配信でトラブルが起きたら、回線の最大速度やパソコンの性能だけで判断しないでください。OBSの統計画面で、どの段階でフレームが失われているのかを確認してください。
関連ページ
こちらのページも参考にしてください。
- 光回線10Gbpsを契約するメリット:在宅ワーク・ネット授業・配信で役立つ
- 生配信ができるネット回線の選び方!ゲーム実況などにおすすめの光回線を紹介
- 10Gbpsプランは生配信・ゲーム配信におすすめ!ネット回線のせいでグダグダにさせないために
- NURO光はライブ配信におすすめ?上り速度・2ギガと10ギガの選び方
- ホームルーターでライブ配信をする方法


